ギガバイト、「i-RAM」を再販決定──年内発売か

» 2005年12月12日 18時34分 公開
[ITmedia]

 ギガバイトは12月11日、DDR SDRAMをRAMディスクとして活用できるアドオンカード「i-RAM」の再発売を行うと発表した。

photo i-RAM

 i-RAMは、4基のDDR SDRAMスロットを備え、最大4GバイトのDDR SDRAMをRAMディスクとして活用できるようにするSerial ATA接続タイプのアドオンカード。ディスク読み書き速度の大幅向上が期待できるほか、PCIスタンバイ電源を利用し給電する仕組みを採用、かつバックアップバッテリーを備え、PCシャットダウン時でもデータが消えないという特徴を持つ。秋葉原のPCパーツショップにて、2005年9月末より発売が開始されたが、入荷数がそもそも少数なうえ予約分確保のため、店頭ではごく少数しか出回らなかった。

 今回の再販版はRev 1.2とバージョンが上がっている。バッテリー残量チェック機能や、シャットダウン時にスタンバイ電源3.3ボルトが供給されていれば3V LEDが表示される機能を搭載し、動作LEDが全面改良された。

photo バッテリー残量チェックのためのLEDが新たに備わった

 秋葉原のショップでは、年内発売にて価格も初期版と同程度と見ているが、ギガバイトによると「価格・発売時期・出荷数などは現在本社と最終確認中で、判明次第Webサイトにて告知する」としている。

 (2005年12月13日追記)i-RAM Rev 1.2は、今週末より店頭発売開始を予定、価格は初期版同等となる2万円前後となることが正式に判明した。

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