耳にする機会が多くなってきた「ワンセグ放送」は、移動体端末での利用を想定した放送サービスで、地上デジタル放送の電波にのせて送信される。ワンセグ放送を提供している放送局の地上デジタル放送が受信できるエリアならば、VAIO type Tでワンセグ放送を利用できることになる。
ITmediaでもすでに紹介しているように、このサービスは主に携帯電話やPDAといった移動端末で利用することを想定している。
先日、ワンセグ放送対応の携帯電話「P901iTV」「W33SA」が登場して、2006年4月1日からの本放送に向けて現在は試験放送中であるにもかかわらず、ケータイユーザーの関心は高い。
小型軽量で長時間バッテリー駆動が可能、とVAIO type Tもワンセグ放送に対応した「移動端末」の資格は十分あるが、しかし、もっと軽くてバッテリーが持ち、移動中で見たくなったらすぐに使えるケータイがあるならば、多分そちらでワンセグを見るだろう。となると、ノートPCでワンセグ放送を利用するための「プラスα」がVAIO type Tに求められることになる。
VAIO type Tのワンセグ放送機能のえらいところは、ただ「PCでワンセグ放送が見れるようになっただけでなく、PCで使うための付加価値を用意しているところだ。
VAIO type Tでワンセグ放送を視聴する場合、「VAIO モバイル TV」というソフトを使う。表示モードは2つ用意され、ひとつはワイドサイズを生かして画面の脇に固定サイズで表示するモード、もうひとつは表示画面の位置をフリーにして、場所とサイズを変更できるモードだ。
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