アドビ、HDV編集にもネイティブ対応する「Premiere Pro 2.0」発表

» 2006年01月18日 13時49分 公開
[ITmedia]

 アドビシステムズは1月18日、業務向けビデオ編集ソフト「Adobe Premiere Pro」の最新版となる「Adobe Premiere Pro 2.0日本語版」を発表、2月3日より発売する。価格は通常版が10万2980円(税込み)。

photo Adobe Premiere Pro 2.0

 Adobe Premiere Pro 2.0日本語版は、同社製「Premiere Pro」シリーズの最新メジャーアップグレード版となる製品。Premiere Pro 1.5にてサポートされたHDコンテンツ編集に加えてHDV編集にも標準で対応し、主要なビデオフォーマットをすべて利用可能となっている。

 HDVコンテンツのキャプチャー/編集時には、ファイル変換を行わずに画質を維持するネイティブフォーマットをサポート。またMacromedia Flashとの連携も強化され、出力ファイル形式としてFlash Video(FLV)形式にも対応した。

 編集面では、新たにマルチカム編集機能を装備。複数のカメラで撮影した映像を個別のビデオトラックに配列し、トラックを切り替えながらリアルタイムに編集を行うことができる。

 グラフィックスカードの機能を利用したGPUによる高速レンダリングにも対応、各種エフェクトのプレビューとレンダリングを高速で行える。

 対応OSはWindows XP(SP2)。

 Adobe Premiere Pro 2.0日本語版のラインアップと価格は以下の通り。

製品名価格(税込み)対象ユーザー
Adobe Premiere Pro 2.0日本語版 通常版10万2900円
Adobe Premiere Pro 2.0日本語版 アップグレード版8万4000円Premiere LE/Premiere Elements日本語版の正規登録ユーザー
2万6250円過去の全Premiere/Premiere Pro日本語版の正規登録ユーザー
3万9900円バンドル版の製品版Premiere LE/Premiere Elements日本語版の正規登録ユーザー
Adobe Premiere Pro 2.0日本語版 アカデミック版3万6750円

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2024年04月19日 更新
  1. バッファロー製Wi-Fiルーターに脆弱性 対象機種は今すぐファームウェア更新を (2024年04月17日)
  2. ノートPCに外付けキーボードを“載せて”使える「タイプスティックス/打ち箸」に新色 (2024年04月18日)
  3. ついに8K対応した「Insta360 X4」の画質をX3と1インチ360度版で比較 今買うべき全天球カメラだと確信した (2024年04月16日)
  4. さらなる高速化を実現! PCI Express 5.0接続SSDの新モデル「Crucial T705」を試して分かったこと (2024年04月18日)
  5. SwitchBotのミニプラグに不具合 「断続的にオン/オフを繰り返す、異音」などで該当製品の交換を呼びかけ (2024年04月17日)
  6. アイロボットが4万円切りの「水拭き対応ロボット掃除機」を投入 “一家に1台”を目指す (2024年04月17日)
  7. 無線LANルーター「Aterm」シリーズの一部に複数の脆弱性 設定変更や買い替えをアナウンス (2024年04月11日)
  8. あなたのPCのWindows 10/11の「ライセンス」はどうなっている? 調べる方法をチェック! (2023年10月20日)
  9. 「JBL GO 4」でBluetoothスピーカーデビュー! 累計出荷台数5700万台を突破した人気製品の最新モデルを試す (2024年04月17日)
  10. NVIDIA、Ampereアーキテクチャを採用したシングルスロット設計のデスクトップ向けGPU「NVIDIA RTX A400/A1000」を発表 (2024年04月17日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー