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» 2006年03月23日 18時08分 公開

次世代光メディア、PCでも現実的に──ユーリード、BD/HD DVD対応ソフトを発表

ユーリードシステムズは、次世代光メディア Blu-rayおよびHD DVDに対応するオーサリングソフト「DVD MovieWriter 5」を発表した。

[岩城俊介,ITmedia]
photo ユーリードシステムズ「DVD MovieWriter 5」

 ユーリードシステムズは3月23日、Blu-rayおよびHD DVDに対応するPC向けオーサリングソフト「DVD MovieWriter 5」を発表、4月28日より発売する。価格は通常版で1万280円(税込み)。

 DVD MovieWriterは、家庭用DVD/HDDレコーダー、プレーヤーでデジタルビデオカメラの映像、TV番組などを視聴できるようにするPC向けオーサリングソフト。今回のバージョンで、次世代光ディスクであるBlu-rayおよびHD DVDに対応した。コンシューマ向け製品としては初(2006年3月現在)となる。

 新たな機能に、HDVカメラで撮影したハイビジョン映像のキャプチャー、Blu-rayおよびHD DVDイメージデータの作成(各メディア書き込みへの対応は、規格策定後に、無償提供を予定するアップデートプログラムにて実装される)、HDV/DVカメラで記録した映像をBlu-rayディスクに直接記録するBlu-rayダイレクトレコーディング機能、BD-REへの追記機能などを備える。

photo 新たにBlu-rayおよびHD DVD向けにオーサリングが行えるメニューが備わった。Blu-rayは1920×1080ドット/29.97fpsのMPEG2-HD/最大ビットレート29.3Mbps/ドルビーデジタルオーディオ48kHz/最大448kbps、HD DVDは1920×1080ドット&1440×1080ドット/29.97fpsのMPEG2-HD/最大ビットレート29.3Mbps/ドルビーデジタルオーディオ48kHzおよびMPEG Audio Layer 2/最大448kbps(MPEG Audio Layer 2は最大384kbps)にてオーサリングが行える
photo デモ機にはパイオニア製BDドライブ「BDR-101」が搭載されている。発売当初は次世代光メディアへの書き込みには対応しないためまずはISOなどイメージデータまで作成できる。なお書き込みへの対応は後日アップデータの無償提供にて行われる。予定日は現在未定だが、規格が完全に策定され、PC用ドライブや家庭用プレーヤーの登場と同時期に行うとし、基本部分はほぼ完成しているという

photo HDVカメラにも完全対応する。HDVデータをキャプチャーし、そのままBlu-rayディスクに直接記録できる機能を備える。作成したディスクは現状、同ソフトだけでは再生が行えず、インタービデオ「WinDVD EX」という次世代光メディア再生に対応する試作版ソフトで再生が行われた
photo 「2006年は次世代光メディアとVista対応がキモとなりそうだ。次世代光メディアへの対応のほか、ネットワーク家電への対応、ハイビジョン時代のビデオ編集・DVD作成・静止画処理ソフトをさらに発展していきたい。2006年2Qにて次世代光メディア対応プレーヤーや新たなVideoStudioも投入する」ユーリードシステムズ代表取締役社長 ピーター・リン氏

 既存のDVDオーサリング・編集機能も使いやすさや機能を向上させた。フレーム単位でのサムネイル表示や精確なカット編集が行える「ワンフレーム・マルチトリム機能」、HDサイズ(1920×1080ドット)対応のメニュー作成機能、検出精度90%(同社調べ)とさらに高度となった「CM自動検出機能(バージョン2)」、CM部分のみをワンクリックでまとめる「CMマージ機能」、高解像度の写真データをHD画質でBlu-rayおよびHD DVDにMPEGファイルとして書き出せる「高画質スライドショー作成機能」などを備える。

 家庭用機器はもちろん、PC向けBlu-ray Discドライブの発売も間近であると想定されている。PC用のコンシューマ向けオーサリングソフト環境もハードウェア登場とほぼ同時に整備されることで、2006年度早々から次世代光メディアの対応・移行がいっそう進みそうだ。

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