ではベンチマークテストにて、本機の実力をチェックしてみよう。
| Endeavor NT550(評価機) | |
| ●PCMark04 | |
| PCMarks | 3041 |
| CPU | 3366 |
| Memory | 3090 |
| Graphics | 886 |
| HDD | 2915 |
| WMV Video Compression | 40.54 |
| DivX Video Compression | 45.73 |
| ●PCMark05 | |
| PCMarks | 1957 |
| CPU | 2772 |
| Memory | 2668 |
| Graphics | 800 |
| HDD | 3165 |
| ●3DMark03 | |
| 3DMark03(1024×768ドットnonAA、nonAniso) | 1085 |
| ●3DMark05 | |
| 3DMark05(1024×768ドットnonAA、nonAniso) | 268 |
| ●3DMark06 | |
| 3DMark06(1024×768ドットnonAA、nonAniso) | 76 |
| ●FINAL FANTASY XI Vana'diel Bench3 | |
| FF Bench 3(Low) | 2956 |
| FF Bench 3(High) | 1875 |
グラフィックス機能に関しては、Intel 915GM Expressチップセット内蔵のものであるため、高い3D性能を欲求するオンライン3Dゲームなどの用途には適さない。ただしDirectX 9.0には対応しており、ゲームが行えないということではない。FINAL FANTASY XI Official Bench3の結果では「FinalFantasy XI for Windowsをデフォルト状態で快適に動作させることができるマシンだと予想されます」という評価となった。
PCMark05スコアは1957と2000近い値をマークした。オフィスアプリケーションや動画再生などの利用なら不満が生じることはまずないだろう。試用機はCPUをPentium Mにアップグレードした効果が発揮された結果のようだ。省電力機能となる拡張版SpeedStepテクノロジによるバッテリー持続時間の向上も期待できるため、モバイル用途での活用を想定する場合には、Pentium MをBTOメニューから選んでおくことをお薦めしたい(例えば、最小構成モデルから1.73GHz駆動のPentium M 740へ変更はプラス1万9950円で行える)。
総合的に見てみると、10万円台から購入できる価格設定と、バッテリー駆動時間、大型のディスプレイ、そして2キロ弱という軽さが特徴だ。ディスプレイのBTOメニューは用意されていないため、XGAより高い解像度を望むユーザーは候補から外れてしまうが、大きく見やすい14.1インチ液晶と入力しやすい19ミリピッチのキーボードの構成はやはり使いやすい。
なお会社員だけではなく、最近では授業でノートPCを活用する学生も増えている。学生の場合は、教室や講堂では電源確保が難しいという事情もあるだろうから、この場合は入力のしやすさはもちろん、実駆動で4時間ほど(長時間バッテリーで7.5時間ほど)となるバッテリー持続時間の長さは重宝しそうだ。使いやすさ/軽量/長時間駆動/手頃な価格を実現するEndeavor NT550は、新入社員や学生など新生活向けとしてかなりバランスがとれているPCといえるだろう。
| Endeavor NT550(評価機) | |||
| CPU | Pentium M 740(1.73GHz/uFCPGA) | Celeron M 370、Pentium M 740/750/760/770/780から選択可能 | |
| BIOS | AMI | ||
| チップセット | Intel 915GM Express | ||
| 2次キャッシュ | 2048Kバイト(CPU内蔵) | ||
| メインメモリ | 容量 | 512Mバイト(オンボード256Mバイト)/最大1.25Gバイト | 256Mバイト(増設なし)〜1.25Gバイトまで選択可能 |
| 規格 | DDR2 SDRAM(PC2-4200) | ||
| メモリスロット(空き) | 200ピンSO-DIMM×1(0) | ||
| HDD | 容量 | Ultra ATA/100 60Gバイト | 40G/60G/80G/100Gバイトから選択可能 |
| 回転数 | 5400rpm | ||
| パーティション | C:約58Gバイト(NTFS/リカバリ用領域を約2Gバイト使用) | ||
| 光学ドライブ(DVD-ROM) | 記録速度 | ─ | ドライブなし(ウエイトセイバー)/DVD-ROMドライブ/CD-RW/DVD-ROMコンボドライブ/ 2層DVD+R記録対応スーパーマルチドライブ から選択可能 |
| 書換速度 | ─ | ||
| 再生速度 | DVD-ROM16倍速/CD-ROM40倍速 | ||
| フロッピードライブ | −(オプション/外付けUSB接続) | ||
| ディスプレイ | サイズ | 14.1インチ | |
| 解像度 | 1024×768ドット | ||
| グラフィックスチップ | Intel 915GM Express内蔵 | ||
| グラフィックスメモリ | メインメモリと共有(最大128Mバイト) | ||
| サウンド | チップセット内蔵(HDオーディオ)、2ワット+2ワットステレオスピーカー、マイク入力×1 | ||
| 光デジタル音声出力 | 丸形(ヘッドフォン出力と共用)×1 | ||
| TV機能 | ─ | ||
| PCカードスロット | TypeII×1 CardBus対応 | ||
| Expressカードスロット | ─ | ||
| メモリカードスロット | SDメモリカード/MMC/メモリースティックPRO/メモリースティック | ||
| USB | USB 2.0×4(左側面×2/背面×2) | ||
| IEEE1394 | S400/4ピン×1 | ||
| ビデオ入力 | ─ | ||
| ビデオ出力 | S-Video×1、外部ディスプレイ(15ピンミニD-Sub) | ||
| キーボード | 日本語87キー | ||
| キーピッチ/ストローク | 19×19ミリ/2.5ミリ | ||
| ポインティングデバイス | タッチパッド | ||
| イーサネット | 100BASE-TX/10BASE-T | ||
| 無線LAN | IEEE802.11a/g/b準拠(Intel PRO/Wireless2915ABG) | なし/IEEE802.11a/g/bから選択可能 | |
| Bluetooth | Bluetooth Ver 2.0準拠+EDR | ||
| FAXモデム | 56kbps(V.92)/14.4kbps | ||
| バッテリ仕様 | リチウムイオン 標準:11.1V 4400mAh/長時間:11.1V 7200mAh | ||
| バッテリ駆動時間 | 標準:約6時間/長時間:約7.5時間 | ||
| バッテリ充電時間 | 標準:約2.5時間(電源オフ/オン時)/長時間:約3.2時間 | ||
| 本体サイズ(幅×奥行き×高さ) | 標準バッテリー装着時:315×260×23.4〜38.6ミリ/長時間バッテリー装着時:315×278×23.4〜38.6ミリ | ||
| 重量 | 標準バッテリー装着時:約2.07キロ/長時間バッテリー装着時:約2.22キロ | ||
| 搭載OS | Windows XP Professional(SP2) | Windows XP Home Edition/Professionalから選択可能 | |
| システムのリカバリ方法 | CD-ROM | ||
| 主な付属品 | リカバリー/リカバリツール/ドライバ類CD-ROM、マニュアル、ACアダプタ、電源コード | ||
| 評価機の価格 | 16万650円(エプソンダイレクトショップ価格) | 最小構成例価格:10万7100円 | |
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