アイ・オー、外出先のPCを自分仕様に変えるUSBメモリ「SASTIK×ToteBag」

» 2006年03月30日 22時40分 公開
[ITmedia]
「ToteBag」Bシリーズ

 アイ・オー・データ機器は、自分のPC環境をインターネット経由で呼び出せるUSBメモリ製品「SASTIK×ToteBag」シリーズを4月より発売する。これは既存の「ToteBag」シリーズに、サスライトが提供するアプリケーション「SASTIK-LIMO」をバンドルすることで実現したもの。年間出荷台数はシリーズ総計で200万台になる見込みだ。

 今回「SASTIK×ToteBag」シリーズとして「SASTIK-LIMO」がバンドルされるのは、アルミボディを採用した「TB-B」と四角くデザインされた「TB-SQ」、ポップな本体色が特徴の「TB-M2」、鍵の形でデザインされた「TB-L」の4シリーズ。バンドル時期はシリーズによって異なり、既存ユーザーも同社のサイトから「SASTIK-LIMO」をダウンロードして利用できる。「SASTIK-LIMO」のデータサイズは約1.3Mバイト。

「ToteBag」M2シリーズ(左)、「ToteBag」Lシリーズ(中央)、「ToteBag」SQシリーズ(右)

 USBメモリ内のSASTIK-LIMOを起動すると、製品に割り当てられたシリアルからサーバー(SASTIKセンター)でデバイスを認証し、各製品に対してメールやアドレス帳、ファイル暗号化、ストレージ機能などを個別に提供する。これにより、インターネットに繋がる環境であれば、外出先でもPCを問わず自宅のマシンと同じように利用できるのが特徴だ。

 同サービスでは、5Mバイトのネットワークストレージを最大1年間無料で使えるほか、本登録後は月額157円で25Mバイトのストレージを利用可能。また、NTTコミュニケーションズのcocoaギガストレージサービスを組み合わせれば、月額472円で1Gバイトの領域が提供される(SASTIK-LIMO使用料込み)。

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