CoreDuo対応マザーは、先週末にMSI「945GT Speedster Plus」がごく少数出回り出し、土曜日の午前中にはアキバ中ですべて売り切れた。土曜の開店前に行列ができたT-ZONE.PC DIY SHOPは「入荷が2枚だけだったので、並んでいただいた全員に行き渡りませんでした。次回入荷の目処も立っていないのですが、問い合わせは今も殺到しています」と品薄状態のジレンマを語る。
さて、今週末はアキバでCoreDuo対応マザーを入手するのはほぼ不可能な状況だ。ただしベアボーンキットであればごく少数だが発売しているショップは多く、購入できるチャンスはある。
BLESS秋葉原本店は、今週初めに1280×800ドット表示対応12.1インチワイド液晶搭載のノートベアボーン、MSI「MS-1057」(関連記事参照)の発売を開始している。価格は10万4800円。調査当日の金曜時点も数台の在庫が確認できた。同ショップは「Intel Core Duoが使える製品は、出せば即売り切れるという状態です。ベアボーンキットなので多少ユーザー傾向は異なりますが、それでも日曜日まで残っている可能性は低いでしょう」と話す。
なおツートップ秋葉原本店では、Intel 945GMを搭載するIntel Core Duo対応マザー、ASUS「N4L-VM DH」の展示デモを行っている。価格は2万1000円から2万6000円程度になる見込みで、早ければ4月上旬には入荷されるようだ。ただし「MSIやAOpenの例もありますので、確実ではありません。気長に待ちましょう」とのこと。
Intel Core Duo対応マザー全体の遅れについて某ショップは「チップセットの生産は順調なようなのです。しかしマザーメーカー側の検証に時間がかかっているようで、それだけ基板の製造も遅れている。これが原因のようです」という。このため4月中旬頃になると予想される再入荷時には、アキバ中どこを探しても見つからないような品薄状態にはならず、そこそこ潤沢に入荷されるのではとも思われる。ちょっと余裕を持って気長に待ちたいところだ。
製品 | MSI「MS-1057」 |
入荷ショップ | |
BLESS秋葉原本店 | 10万4800円 |
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