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» 2006年04月06日 17時54分 公開

IDF Japan 2006:低消費電力へシフトするIntelをアピールする「IDF Japan 2006」始まる

開発者向けにIntelの研究開発や技術動向を紹介する「インテル デペロッパー・フォーラム Japan 2006」(IDF Japan 2006)が4月6日から7日まで東京プリンスホテル パークタワーで行われる。テーマは“Power-Optimized Platforms. Leap ahead. 低消費電力を可能にするインテルの最新プラットフォーム”。

[長浜和也,ITmedia]

 初日に行われた基調講演ではアナンド・チャンドラシーカ氏(Intel上席副社長兼セールス&マーケティング統括本部長)とカーク・スカウゲン氏(Intelデジタル・エンタープライズ事業本部副社長兼サーバー・プラットフォーム事業部長)が登場し、消費電力を削減するためにIntelが行っているプロセスルールの微細化やマルチコアプロセッサの取り組みに関する説明、データセンターにおける電力消費の削減やTCO削減のために有効とされるインテルバーチャライゼーション・テクノロジーの紹介などが行われた(基調講演の詳細については別記事を参照)。

 7日には、ビル・レジンスキー氏(Intelデジタルホーム事業本部ネットワーク・メディア・プラットフォーム事業部長)によるデジタルホーム関連の基調講演や、ベンソン・インクリー氏(Intelデジタル・エンタープライズ事業本部プロセッサー・アプリケーション・エンジニア・マネージャー)によるIntel Coreのマイクロアーキテクチャを解説する技術講演が予定されている。

基調講演に先立って登場した吉田和正氏(インテル代表取締役共同社長)は「“その先へ”進むためにどういう実験を(Intelは)しているのか、(このIDF Japan 2006で)お見せしていきたい」と述べた

基調講演に登場したアナンド・チャンドラシーカ氏は「プロセスルールの微細化」「マルチコアへの移行」によってどれだけ省電力化が進むのかを具体的に数値で説明。「2006年は大きな移行期となる。我々はNetBurstからIntel Coreへ移行していく」(チャンドラシーカ氏)

カーク・スカウゲン氏は企業のミッションクリティカルコンピューティングが従来のメインフレームからItaniumソリューションに移行しつつあると述べるとともに、インテルバーチャライゼーション・テクノロジーを普及させるために「インテルVTアクセラレーションプログラム」を発足させたことを明らかにした

基調講演にはパートナー企業の幹部も登場した。社内のIT基盤を刷新する「WISE計画」でインテルソリューションを大幅に取り入れた第一生命情報システムの足立伸男氏(第一生命情報システム常務取締役基盤システム本部長)は営業部隊に持たせるクライアント端末ではさらなる省電力化を、サーバには広大なアドレス空間のメリットを享受できることをインテルに期待した

同じく、基調講演に登場したカブドットコム証券の齋藤正勝氏(取締役代表執行役社長)は「現在のデータセンターにはもはや電源が足りなくなっている」とDualコアサーバの必要性を述べた上で「ミドルウェアベンダーの皆さんは、ライセンスフィーをCPU(コア)単位ではなくチップ単位で計算して欲しい」とお願いする

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