調査当日の金曜、アキバ複数のショップにAOpen製Intel Core Duo対応マザー「i975Xa-YDG」が入荷した。価格は3万7000円前後。10枚以上も入荷したショップも多く、週末の早い時間なら入手できる可能性は高そうだ。
i975Xa-YDGはIntel 975X+ICH7チップセットを採用するIntel Core Duo対応のATXマザー。AOpenが3製品用意する同CPU対応マザーのうち、最上位にラインアップされる。PCI Express x16を2基備え、CrossFireを構築可能なハイエンド志向の構成が特徴となっている。ほかPCI Express x1を1基、PCIを2基を実装する。
入荷したT-ZONE.PC DIY SHOPは「10枚以上入荷しましたが、入荷早々数枚売れたほどです。このぶんだと週明けまで残っているかは微妙……ですね。Intel Core Duoをベースに組むユーザーは、高性能と静音性を同時に追求するような贅沢なユーザーが多いです。絶対に欲しいと思う人が多いのに、まだちょっと絶対数が少ない傾向なのが残念です。多少高くてもいいのでもう少し数があればと思うところです」と話す。
Intel Core Duo対応マザーはこのi975Xa-YDG以外にも、先々週に登場したMSI「945GT Speedster Plus」や、今週の水曜日に出回ったASUS「N4L-VM DH」などが登場しているが、これらもごく少数が再入荷され、即日完売という状況が続いている。
なお、CPUそのものの売れ行きについては特別に大きな動きはない。パソコンショップ・アークは「Intel Core Duoを求めるユーザーは、既存の静音志向ユーザーとはちょっと異なるようです。無音まで目指すならVIAのEden、ハイパワーを求めるならTurion 64と棲み分けができていますが、Intel Core Duoの購入層はさらにその上のハイスペックを求めているようです。Pentium M支持層を核にしていますね」と話す。
今後、Intel Core Duo対応のデスクトップPC用マザーが潤沢に出回るようになっても、モバイル系CPU勢力図はPentium Mが同CPUに切り替わるだけで大きな変化はないかもという声が大半を占めている。
製品 | AOpen「i975Xa-YDG」 |
入荷ショップ | |
クレバリー1号店 | 3万5673円(土曜日から販売) |
T-ZONE.PC DIY SHOP | 3万5800円(土曜日から発売/CPUとセット販売) |
俺コンハウス | 3万5800円 |
パソコンショップ・アーク | 3万6480円 |
製品 | ASUS「N4L-VM DH」 |
入荷ショップ | |
T-ZONE.PC DIY SHOP | 2万1480円(土曜日から発売/CPUとセット販売) |
フェイス秋葉原本店 | 2万1770円(売り切れ) |
BLESS秋葉原本店 | 2万1800円(売り切れ) |
ドスパラ秋葉原本店 | 2万2980円(売り切れ) |
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