デル、XPSブランドを国内で本格展開――まずはGamingノートPCのM1710から

» 2006年05月08日 13時00分 公開
[田中宏昌,ITmedia]
photo デルのGamingノートPC「XPS M1710」

 デルのXPS M1710は、Napaプラットフォームを採用したハイエンドノートPCだ。同社の従来機と同様にBTOメニューでパーツが選べ、CPUにはIntel Core Duo 2600(2.16GHz)/同2500(2.00GHz)/同2400(1.83GHz)から選べ、グラフィックスチップにはNVIDIA GeForce Go 7900 GTX(グラフィックスメモリは512Mバイト)と同7900 GS(同256Mバイト)が、メモリは2Gバイトから512Mバイトまで、Serial ATAのHDDは120/100/80Gバイトが用意されている。逆にチップセットはIntel 945P Express、液晶ディスプレイはサイズが17インチワイドで、画面解像度が1920×1200ドット表示の光沢タイプ(TrueLife)のみとなる。

 天面に赤いパネルをはめ込んだ外観も特徴的だ(米国では赤と黒から選べるが、日本では赤のみ提供される)。天面のXPSロゴや前面のスピーカ部、両側面の吸気口の6カ所にLEDライトを内蔵し、ユーザーの好みに応じてそれぞれ16色(ルビー / シトリン / アンバー / ペリドット / エメラルド / ジェイド / トパーズ / タンザナイト / アクアマリン / サファイア / ローライト / アメジスト / クンツァイト / ロードナイト / コーラル / ダイヤモンド)から選べるのもユニークといえるだろう。本体サイズは394(幅)×287(奥行き)×42.2ミリ、重量は約3.99キロだ。

 なお同社によると、これまで日本ではデスクトップPCのみだったXPSブランドを今後は全面的に展開するという。個人向けノートPCのInspironシリーズ、デスクトップPCのDimensionシリーズとともに、第3のブランドとして育てていく予定だ。現状では、モバイルPCや今年1月のInternational CESで展示されていた20インチのワイド液晶ディスプレイを採用したコンセプトモデルの発売を計画しているという。

photo タッチパッド部のXPSのロゴだけは赤色に点灯/非点灯のみの選択だが、スピーカ部や両側面にある吸気部、天面のXPSはそれぞれ16種類の色から選べる。本体サイズはInspiron 9400とほぼ同じだが、ボディカラーやキーボードの色合いが大きく異なる

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