「日本」を意識したPCケースが増えてきた:COMPUTEX TAIPEI 2006(1/2 ページ)

» 2006年06月08日 00時51分 公開
[長浜和也,ITmedia]

 過去に台湾のPCケース開発担当者と何度か話をしたことがあるが、彼らはみな「なんで日本ではこの自信作が売れないのだ。ほかの国では大人気なのに」ともらしていた。例年のCOMPUTEX TAIPEIで展示されるPCケースもかなりユニークな「形状」をした大柄な製品が多かった。ブースのスタッフに「日本ではもっとシンプルなデザインが好まれます」というと「でも台湾とヨーロッパのユーザーには喜ばれますよ」という反応がほとんど。「日本市場はあまり考えていませんよ」ともとれる台詞である。

 しかし、今年のCOMPUTEX TAIPEIはどうも事情が違う。展示ブースのほとんどを占めていた「ど派手」なケースは数を減らし、その分「すっきり」としたデザインのPCケースが増えているのだ。色は目の覚めるような原色系が多いものの、それでも「ブラック」「シルバー」でまとめた製品も数をそろえている。

 多くのブースで「このデザインは日本のユーザーに好まれるでしょうか」と質問されたのも興味深い。PCケースベンダーは日本のユーザーの嗜好をかなり意識しているようだ。ここでは、そういった日本のユーザーに好まれるデザインと取り入れたPCケースを紹介しよう。

FRONTIER TECHNOLOGYの「FC-SH09A」はメッシュパネルでフロント全面を覆う。右寄りにシステムインジケータを搭載しているが必要以上に目立たないように青色LEDを使っている。製品名も「SHINOBI」と日本を意識した名称がつけられた
XCLIOの「188A」はスタッフが「ThinkPadのブラックを意識したカラーリング」と説明するマットブラックでまとめている。日本にも出荷されるが、日本向けモデルではサイドパネルのファンをなくす予定だ

「カタツムリのようなBTXケース」で注目されたLIAN LIもシルバーとブラックのツートンカラーでまとめたケースを多数展示している。フォームファクターはATXのみだが、「BTX対応への変更もすぐにできる」と説明している

Spireの「SP-ATX-PALU/U」はフロントパネルのなだらかな曲線が特徴であるが、ツールレスでドライブベイのデバイスまで換装できる整備性も見逃せない

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