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» 2006年06月28日 18時35分 公開

ゼロスピンドル“U”とアルファマップで鳴門の渦を航海する勝手に連載!「海で使うIT」(2/3 ページ)

[長浜和也,ITmedia]

Bluetooth GPSを汎用ソフトで認識させるには

Bluetooth接続のGPSユニット「VGP-BGU1」はバッテリーで駆動する。COMポートの設定にコツが必要だ

 HDDはおろか光学ドライブも搭載していないゼロスピンドル“U”に電子海図やナビゲーションソフトを導入する場合、CD-ROMのイメージをPC側のローカルストレージにコピーして、そこからセットアッププログラムを起動すれば問題なくインストールできる。とくに難しいことはない。

 気をつけたいのがBluetooth GPS「VGP-BGU1」をナビゲーションソフト「アルファマップ2」に認識させる設定だ。VGP-BGU1をVAIO type Uに認識させるのは簡単。VGP-BGU1の電源とVAIO type Uのワイヤレスをオンにして、「Bluetooth設定」を立ち上げて「新しい接続」を開始すればVGP-BGU1を認識して設定に入ってくれる。お任せ設定のエクスプレスモードにするとVGP-BGU1が使用するCOMポートはだいたい「COM40」あたりに設定される。COM40はVAIO type Uに導入されているプロアトラス for VAIOでは使えるが、アルファマップ2ではそこまでのCOMポートは設定できないようになっている。このままではVGP-BGU1を使って自船の位置をアルファマップ2で表示できない。

 そこで、自分で設定が行えるカスタムモードに進むことになる。しかし、ここでも注意が必要だ。ここでよくありがちなCOM3やCOM1などを選んでしまうと、VGP-BGU1がVAIO type Uと接続できなくなってしまう。これはPC側のBluetoothコントローラで用意しているCOMポートの番号が限られているためだ。デバイスマネージャーでCOMポートの番号を確認するとCOM6番からいくつか一ケタ台の番号が割り当てている。このなかからアルファマップ2で対応しているCOMポートを選択すれば見事電子海図に自分の位置が表示される。

「Bluetooth接続」のカスタムモードで設定できるCOMポートのリストボックスとデバイスマネージャーで確認したPC側のBluetoothコントローラが持っているCOMポートの番号。このなかから一ケタ台のCOMポート番号を選択すればアルファマップ2でもVGP-BGU1が使えるようになる

 PCのバッテリーを節約するためにスタンバイモードを多用することになるが、復帰させるとGPSが認識されないと警告がでる。このときアルファマップ2側は依然としてGPSが接続されていると思い込んでいるため、いったんGPSの接続を切って、再度GPSの接続処理を行う必要がある。このときGPS側の電源を切ると、再度電源を入れたときにBluetoothの接続処理も行わなければならないのでちょっと面倒になる。とはいえ、GPSもバッテリーで動いているので使わないときは電源を切っておきたいし、充電中はGPSが動作しないでなかなか悩んでしまうところだ。

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