売れると困る!? アキバに潜む“人柱”パーツ週末アキバPickUP!(3/4 ページ)

» 2006年07月02日 15時00分 公開
[古田雄介(アバンギャルド)&ITmediaアキバ取材班,ITmedia]

PCI接続のグラフィックスカードが久々に登場 好調に売れる

玄人志向「RX1300-LP128H」

 調査当日の金曜日、玄人志向のグラフィックスカード「RX1300-LP128H」が、複数のショップの店頭に並んだ。価格は1万円前後で在庫は潤沢。

 RX1300-LP128HはRadeon X1300チップを搭載したロープロファイル対応のグラフィックスカードで、DVI-IとアナログRGB出力、HDTV対応のTV-Out端子を備えている。PCI接続型のグラフィックスカードでRadeon X1000シリーズが採用されたのは今回が初めて。

 その売れ行きをたずねると、入荷時から非常に好調だという。パソコンショップ・アークは「メーカー製マシンを改造したいというニーズでしょう」とコメントし、その購入層についてはPC初心者も含む幅広いユーザーだと指摘する。例えば、スリムケースのメーカー製PCでも、PCIスロットは空いている場合が多く、またロープロファイルの製品なら問題なく装着できる、というわけだ。

 某ショップは「メーカー製PCを使っている(比較的初心者の)ユーザーは、マシンの型番さえメモらずに来店することが多く、適合する製品を尋ねられても対応が難しいのです。しかし、このRX1300-LP128Hなら大抵のマシンに組み込めるので、こちらとしてもお勧めしやすいですね」と語る。RX1300-LP128Hは、ユーザーだけでなくショップにも優しいグラフィックスカードといえそうだ。

製品:玄人志向「RX1300-LP128H
入荷ショップ
フェイス秋葉原本店9970円
T-ZONE.PC DIY SHOP9980円
パソコンショップ・アーク1万480円
TSUKUMO eX.1万500円

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