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お金で買えないデータのために――ライフボート「LB Image Backup 7 Server」(2/2 ページ)

» 2006年07月13日 15時00分 公開
[瓜生聖,ITmedia]
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柔軟なスケジューリングをサポート

 実際にサーバ用として運用する場合には手動でのバックアップは初回のみ、あとは定期的に実行するのが一般的だ。このときのスケジューリングもウィザードで行うことができる。ウィザードに従って設定すると、その内容を反映したスクリプトが出力される。これはParagonスクリプト(PSL)と呼ばれるバッチ処理のための非常に強力なスクリプトだ。ウィザードでの自動出力は単純な形のものだが、テキストエディタで記述すればフロー制御やエラー処理などを含む高度なスクリプトに組みなおすことが可能だ。

 ここで出力されたParagonスクリプトは自動的にタスクに登録され、決められたタイミングで実行される。このときに出力されるバックアップファイル名は固定であるため、同じスクリプトが複数回実行されると上書きされる。例えば1週間分を保存し、それ以上古いバックアップファイルは削除したい、というような場合は毎週月曜、毎週火曜、というように7つのスケジュールを登録しておけばよい。

スケジュールを作成するとParagonスクリプトが出力され、スクリプトの実行ファイルであるscripts.exeがタスクに登録される

 また、復元の場合もウィザード形式で簡単に実行できる。製品CDはブータブルディスクになっているので、システムが起動しない場合や、HDDを交換した場合にも対応できる。

 そのほかの便利な使い方としてはコピー機能を用いたクローニングやHDDのアップグレードがある。Windowsをインストールしたあと、セキュリティの重要なパッチを当てるのは結構な時間がかかる。1台ならともかく、これが3台、4台となると、同時に進めていくにしても効率は下がってしまう。そこで、1台をセットアップしたあとにLB Image Backup 7 Serverでコピーを行えば大幅に作業が短縮でき、HDDの増設や交換に対しても作業によるダウンタイムが最小限に抑えられる。

パーティション操作機能も一通り用意されている。シリアル番号の変更、SIDの変更、空き領域のクリアなどもある(画面=左)。パーティションのフォーマットはWindows系のだけでなく、Linux系のフォーマットも可能(画面=右)

 LB Image Backup 7 Serverの特徴は、分かりやすいウィザード形式のインタフェースと、スクリプトによるバッチ処理も行える多様なバックアップ/コピー機能を両立した点にある。バックアップソフトの導入を考えているシステム担当者にとって、本製品は十分検討に値する1本だ。

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