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» 2006年08月08日 06時50分 公開

WWDC 2006レポート:最後のIntel Mac製品「Mac Pro」「Xserve」がついに登場――次期Mac OS X “Leopard”のプレビューも公開 (2/2)

[鈴木淳也,ITmedia]
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数々の新機能を持つ次世代Mac OS X“Leopard”がついに公開

photo 次期Mac OS Xとなる「Mac OS X 10.5(開発コード名Leopard)」

 来年初頭に発売を控えたLeopardも、ここWWDCでスクリーンショットや概要の数々が初披露された。すでにベータ版のリリースが行われているOSランチャーツールの「Boot Camp」についてはLeopardリリースのタイミングで正式版が同梱され、OSの標準機能として提供されることになる。またすでに一部の新型Macでは標準同梱が進んでいるFront Rowが、LeopardではOSの標準機能としてあらかじめパック導入されている。今回の発表会ではそれら既存機能の標準化に加え、いくつかの新機能も紹介された。

 代表的なものが「Time Machine」だ。ファイルの自動バックアップと履歴管理を行い、好きなタイミングで過去の失われたファイルを復活させることが可能な機能で、ファインダーから呼び出されたTime Machineの実行画面がSFチックなものとなっているのが特徴である。スライドバーを動かすと過去の履歴をさかのぼって失われたファイル群を探し出せ、元の状態に戻したいファイルだけを復活させることができる。

 このほか、現行のTigerから導入された「Spotlight」や「Dashboard」といった機能も強化が図られている。Spotlightでは、ほかのMac内のファイルの検索のほか、サーバ上のファイル検索も可能になっているなど、会社や家庭でマシンが複数台ある環境での検索が容易に行なえる。Dashboardではウィジェットの開発を容易にするDashcodeと呼ばれるツールが提供されるほか、新しいウィジェットとしてWeb Clipと呼ばれるWebページの切り抜き機能も用意された。

 ジョブス氏によればLeopardの登場時期は来年2007年の春ごろだという。つまり来年のMacWorldが開催される1月よりは、リリースが後になる可能性があるのかもしれない。

photo Leopardの新機能の1つ「Time Machine」。一種の自動バックアップ機能で、作業ミスなどにより失われたファイルを過去のある時点まで戻って復活させることができる
photo Time MachineのインターフェイスはSFチックなイメージだ。スライドバーを動かしてファイルの履歴を過去にさかのぼって調べ、復活することができるという
photo 強化されたメールアプリケーション。画面のように簡易メモのほか、To Doリスト、リッチなHTMLメールを作成可能なテンプレートなどの機能が追加されている

photo 新機能の「Spaces」。4枚のデスクトップ画面が用意され、作業内容に応じて随時簡単に切り替えることが可能な機能だといえばわかりやすいだろう。4枚のデスクトップ間をスクロールして移動でき、4分割表示させてあるデスクトップ上のウィンドウを別のデスクトップ上へドラッグ&ドロップさせることもできる
photo 現行のTigerで導入されたDashboardも機能強化されている。Web Clipと呼ばれるウィジェットが追加され、Webページの特定の領域を切り出してDashboard上に貼り付けられる。切り出された領域はWebページとして常にアップデートされ、ニュースのヘッドラインやWebカムの画面などを定点観測できる
photo iChatもパワーアップ。ビデオチャット中にフォトアルバムやKeynoteのプレゼンテーションなどを通信相手と共有可能だ

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