今週末、複数のショップにコルムオンライン推奨のSapphire製グラフィックスカード5製品が入荷する。ラインアップはRADEON 9550SE搭載のAGP x8モデルが1機種と、RADEON X1600PRO搭載モデルが4機種。RADEON X1600PROタイプはAGP x8とPCI-Express x16型があり、それぞれ512Mバイトと256Mバイトのメモリを搭載したバージョンに分けられている。価格は5470円〜1万9480円。
各ラインアップは、従来出回っているタイプと同一のスペックで、パッケージとボードクーラーのイラストだけがコルムオンラインのものに変更されている。価格は据え置きだが、コルムオンライン上で使える限定アイテムを入手できる特典が得られる。
入荷を予定しているパソコンショップ・アークは「ATI系のグラフィックスカードでゲームとコラボレーションするのはめずらしい。特にSapphireは初めて。ただし、国内版だけの企画のようです」と話す。
ゲームメーカーとグラフィックスカードベンダーがコンビを組むのは、昔から行われていた。エルザとリネージュ、グラナダ・エスパダとAlbatronなどは定番だが、ここ1年の間に急激に増えている。ただし、ゲームとのコラボレーションが売り上げに直結するのは希だ。「なぜか日本で流行していますが、ゲームの特典目当てでグラフィックスカードを購入する人は滅多にいません。リネージュくらい有名なゲームなら相乗効果が期待できますが、ほとんどが無名に近いですから」と言い切るショップもあった。
某ショップによると、これからの人気を見越して、グラフィックスカードベンダーが新しいゲームを青田買いしているのが現状という。コラボがブームのうちに、大当たりが出ることを期待したい。
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