今週の木曜日、ASUSTeKのATXマザーボード「P5W64 WS Professional」が複数のショップに入荷した。価格は4万円〜4万2000円で、在庫は潤沢だ。
P5W64 WS ProfessionalはPCI-Express x16スロットを4基備えているのが特徴。2基のスロットでCrossFireに対応するほか、4枚のカードを挿して最大8画面出力に対応する。チップセットはIntel 975X Expressを採用しており、4基をすべて利用する場合は、3基がx8モード、1基がx4モードで動作する。
入荷したTSUKUMO eX.は「ハイエンドを目指す構成ではないので、マルチディスプレイを構築したい人に向いています。高価なマザーボードですが、意外と好調に売れています」という。
なお、8画面出力に対応したマザーボードには、2006年1月に登場したギガバイト「GA-8N-SLI QUAD ROYAL」がある。nForce4 SLI Intel EditionとnForece4 SLIチップセットを併用することで、1セットのSLIが構築できるほか、4基ともx8モードで動作できる。
GA-8N-SLI QUAD ROYALの後継機種は予定されておらず、某ショップは「ギガバイトはASUSTeKとマザーボード事業を協業するようになったので、つぶし合いを回避したのでしょうかね」と想像していた。
製品 | ASUSTeK「P5W64 WS Professional」 |
入荷ショップ | |
TSUKUMO eX. | 4万780円 |
BLESS秋葉原本店 | 4万1800円 |
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