生まれ変わったVAIOハイエンドデスクトップ「VAIO type R master」発表

» 2006年10月03日 12時00分 公開
[ITmedia]
VAIO type R master

 VAIO type R masterは店頭モデルで24インチワイド液晶ディスプレイをセットにした「VGC-RM70DPL4」、19インチワイド液晶ディスプレイをセットにした「VGC-RM50L9」、VGC-RM50L9の本体のみ構成となる「VGC-RM50」の3モデルが用意される。

 VAIO type R masterは新しい筐体デザイン「ツインユニット・コンセプト」採用。光学ドライブを搭載できる5インチドライブベイにカードスロットなどを搭載する「アクセスユニット」と、CPUやHDD、グラフィックスカードを収容する「メインユニット」で構成される。アクセスユニットとメインユニットは1.8メートルの専用ケーブルで接続される。

 店頭モデルはCPUにCore2 Duo を搭載。チップセットはIntel P965を採用し、グラフィックスカードはGeForce 7600シリーズを組み込んでいる。メインユニットにはHDDを正面に4台、内部のシャドウベイに2台搭載可能。標準構成では正面に2台のHDDを搭載して出荷される。

 上位モデルのVGC-RM70DPL4はCPUにCore2 Duo E6600を、グラフィックスカードにGeForce 7600GTを、光学ドライブにBDドライブを搭載する。HDDは250Gバイトドライブを2台組み込んでいる。VGC-RM50L9とVGC-RM50はCPUにCore2 Duo E6300を、グラフィックスカードにGeForce 7600 GSを、光学ドライブにDVD±R DL対応DVDスーパーマルチドライブを搭載する。HDDは200Gバイトを2台組み込んでいる。

 ユーザーが構成を選択できるVAIOオーナーメードモデルではCPUにCore2 Extreme X6800、Core2 Duo E6700、同6400が、メインメモリでは3Gバイト(1Gバイト×2+512Mバイト×2)、2Gバイト(1Gバイト×2)が、HDDでは2Tバイト(500Gバイト×4)、1Tバイト(500Gバイト×2、もしくは250Gバイト×4)などの店頭モデルにない強力な構成が用意されている。

型番VGC-RM70DPL4VGC-RM50L9VGC-RM50
CPUCore2 Duo E6600(2.40GHz)Core2 Duo E6300(1.86GHz)
メモリDDR2-667MHz/1Gバイト(2Gバイト)
HDD500Gバイト(250Gバイト×2)400Gバイト(200Gバイト×2)
ドライブBDドライブDVD±R DL対応DVDスーパーマルチ
グラフィックGeForce 7600GTGeForce 7600GS
ネットワーク1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T
TVチューナーデジタルチューナー(地上、BS、110度CS)+ダブルアナログチューナーダブルアナログチューナー
主なスロットTypeIIPCカード、SDメモリーカード、メモリースティック、xDピクチャーカード×1、CFカード
主なインタフェースUSB2.0×背面4+前面4(メインユニット)、背面2+前面2(アクセスユニット)、I.LINK×背面6ピン×1、前面4ピン×1(メインユニット)、前面4ピン×1(アクセスユニット)、FeliCaポート
OSWindows XP Professional SP2Windows XP HomeEdition SP2
サイズ430x140 x 440.5ミリ(メインユニット)、430×64×290.5ミリ(アクセスユニット)
重さ約15キロ(メインユニット)、約6キロ(アクセスユニット)
ディスプレイ24インチワイド(1920×1200ドット)19インチワイド(1280×1024ドット)
実売予想価格約55万円約29万円約23万円

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