日本HP、ポータブルプレーヤー風デザイン採用の新「iPAQ」発売

» 2006年11月30日 11時41分 公開
[ITmedia]

 日本ヒューレット・パッカードは11月30日、PDA「iPAQ」のラインアップを一新、新デザイン筐体採用の計3モデル「HP iPAQ rx4240 Mobile Media Companion」(以下「rx4240」)、「HP iPAQ rx4540 Mobile Media Companion」(以下「rx4540」)、「HP iPAQ rx5965 Travel Companion」(以下「rx5965」)を発表、本日より順次発売を開始する(rx4240のみ直販サイト「HP DirectPlus」専売)」。価格はrx4240が3万2550円、rx4540が4万2000円、rx5965が5万9850円(いずれも税込み)。なお、rx4240は発売記念キャンペーンとして1000台限定で2万7300円(税込み)で提供される。

photophoto rx4240(左)、rx4540(右) 筐体デザインはほぼ同一。側面カラーはrx4240がオレンジ、rx4540が茶色となっている

 rx4240およびrx4540は、ともに320×240ドット(QVGA)表示対応の2.8インチタッチパネル液晶を装備する名刺大サイズのコンパクトPDAで、OSとしてWindows Mobile 5.0 for Pocket PCを搭載。CPUはSamsung SC32442(400MHz)を採用、フラッシュROM容量はrx4240が128Mバイト、rx4540が1Gバイト。SDRAMは双方64Mバイトとなっている。

 リチウムイオンバッテリーにて駆動、動作時間は約11時間。インタフェースはSDカード(SDIO対応)/MMCカードスロット、USB2.0×1(mini B)、ヘッドフォン端子のほか、無線LAN機能としてIEEE 802.11b/g無線LAN、Bluetooth 2.0+EDRを装備する。本サイズは102(幅)×17.5(奥行き)×63.5(高さ)ミリ、重量は約127グラム。

photo rx5965  本体右側に方向キーを装備している

 rx5965は、GPS機能を標準搭載する上位モデル製品で、本体サイズは120.5(幅)×16.5(奥行き)×76(高さ)ミリ、重量は約170グラム。デザインラインはrx4240/rx4540を踏襲しているが、搭載液晶ディスプレイは320×240ドット(QVGA)表示対応の3.5インチタッチパネル液晶となっている。搭載CPUはCPUはSamsung SC32442(400MHz)で、フラッシュROMは128Mバイト+2Gバイト、SDRAMは64Mバイト。

 GPSエンジンとしてSiRF Star IIIを採用。フラッシュROM(2Gバイト)にビーマップ製のGPSアプリケーション「b-walker for iPAQ Navi」と日本全国地図をプリインストールしており、GPSナビゲーションとしても利用可能となっている。

photo 付属の車載キット利用イメージ

 インタフェースはrx4240/rx4540と同様で、SDカード(SDIO対応)/MMCカードスロット、USB2.0×1(mini B)、ヘッドフォン端子を装備。無線LAN機能としてIEEE 802.11b/g無線LAN、Bluetooth 2.0+EDRを利用できる。バッテリ駆動時間は非通信時で約12時間、GPS使用時で約5.5時間。付属品として車載用キットが同梱される。

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