「おとなしくしてたら在庫になるんで」――アキバ的“フライング”の条件週末アキバPickUP!(2/4 ページ)

» 2006年12月11日 18時29分 公開
[ITmedia]

RADEON X1950 PRO搭載のAGP型グラフィックスカードが玄人志向から登場

玄人志向「RX1950PRO-A256HW」

 先週の木曜日に玄人志向のグラフィックスカード「RX1950PRO-A256HW」が複数のショップに入荷した。価格は3万2000円前後。店頭に並べて即日完売したショップが多いようだ。

 RX1950PRO-A256HWは、RADEON X1950 PROを搭載するAGP接続のグラフィックスカードで、DDR2メモリを256Mバイト搭載している。デュアルDVI-I出力に対応し、TV-OUTはHDTV出力のみをサポートしている。基盤にはPCI-Express x16向けの6ピンの補助電源コネクタを備えているが、付属のアダプタで4ピンコネクタから給電できる。

 入荷当日に売り切れたフェイス秋葉原本店は「AGP人気はVista販売直前の今でも、まったく衰えていないですね。半年前からPCI-Expressとのシェアは変わっていない印象です」と話す。11月2日に“AGP最速”をうたい文句に発表されたため、以前から入荷を待っていたユーザーが多数いたらしい。

 PCI-Express接続のRADEON X1950 PRO搭載カードも、注目の製品が登場していた。XIAiの「X1950PRO-DVD512 FZ」で、先週の木曜日に入荷したショップが多く、在庫は少数。3万5000円から3万8000円で販売されている。

 X1950PRO-DVD512 FZはRADEON X1950 PROをオーバークロックしており、コアクロックは680MHz、メモリクロックは1.60GHzで動作する。基盤を覆うクーラーには2基のファンを搭載しており、低速回転で静かに冷却できるのが売り。ただし、3段分のスロットを占有するため、CrossFireを構築するにはマザーボードが限られるので注意したい。なお、CrossFireケーブルは付属していない。

 フェイス秋葉原本店は「こちらは注目を集めているものの、手を出す人が少ないですね。物理的に搭載が難しいですが、拡張スロットを余らせているなら狙いめの製品です。静かにゲームを楽しみたい人にお勧めです」と話す。

XIAi「X1950PRO-DVD512 FZ」(写真=左/中央)。CrossFire用コネクタよりもクーラーが張り出しているため、通常の専用ケーブルでは長さが足りない(写真=右)
製品:玄人志向「RX1950PRO-A256HW
入荷ショップ
TSUKUMO eX.3万2800円
BLESS秋葉原本店3万2800円
フェイス秋葉原本店3万1770円
高速電脳3万2340円(売り切れ)
製品:XIAi「X1950PRO-DVD512 FZ
入荷ショップ
TSUKUMO eX.3万6980円
フェイス秋葉原本店3万7970円
ドスパラ秋葉原本店3万7980円

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