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» 2007年01月06日 13時26分 公開

2007 International CES:名実ともに「節目」となるか?──2007 International CES正式開幕“前前前”夜

なにもそんなに急がなくてもいいでしょう、と言われそうだが、CESはプレイベントがやたらと盛り上がったりするのだ。

[長浜和也,ITmedia]
とはいえ、やはり早すぎたようで会場はまだまだ準備に追われている。外壁を彩る垂れ幕もこのように“シマシマ”状態だった

 2007 International CESがまもなく米国のラスベガスで始まる。正式な開催期間は米国時間の1月8日から11日であるが、事前に行われるセッションは早くも現地時間の6日から開始する。準備が進むメイン会場の風景交えながらCESの見どころを紹介しよう。

 2007年のCESは40回めという節目でもある。それを意識した……、というよりは時代の流れかもしれないのだが、今年のCESは2006年のCESと「何かが違う」と感じさせる。その典型的な兆候が基調講演に見ることができるだろう。2006年の基調講演にはインテルのポール・オッテリーニ氏、ソニーのハワード・ストリンガー氏、Googleのラリーペイジ氏と、デジタルの開発側に立つ企業が顔をそろえていたが、今回のCESでは、ディズニーのCEOにCBSのCEOといった完全なる「コンテンツの供給側に立つ企業」が登場する。

広大な敷地で行われるCES(に限らず米国のイベント)では、このようなテントブースも来場者の注目を集める。Microsoftは今回もWindows Vistaをメインテーマに据えているようだ。7日に行われる事前基調講演でゲイツ氏はなにを「言い残す」のだろうか
内部で作業が進むMicrosoftのブース。「OQO」に「GPS for Windows」といった興味深いキーワードが確認できる

 「開発側に立つ企業」からは、DELLのCEOであるマイケル・デル氏、そして、恒例となった開催前夜の基調講演にビル・ゲイツ氏が登場する。ただ、マイケル・デル氏の基調講演は午前に行われるもので、「本日のメインイベント」ともいうべき夕方の基調講演は8日も9日もコンテンツ供給の企業が行う。このあたりが節目の年を迎えたCESに「何かが違う」を感じてしまう理由だ。

 2006年のCESでは「実用化が始まった次世代光学ドライブ」「デュアルコアCPU」といった新世代のハードウェアが注目されたが、すでに安定期に移行したともいえるこれら新世代のハードウェアに供給される“コンテンツ”に2007年のCESでは注目が集まることになるのだろうか。

 とはいえ、2006年のCESでも話題となった「新作デジカメ」や「Quad SLI」などのように、今回もCESに合わせて新しい製品が登場することは間違いない。ITmediaでは基調講演や各種セッション、展示ブースの現地リポートをITmedia +Dの各チャンネルを中心に連日掲載する。

現地では先日亡くなったフォード元大統領に哀悼の意を表して半旗が掲げられている。2006年のCESは風もなく春のような穏やかな気候のもとで行われたが、5日(現地時間)の米国西部は冷たい強風が吹き荒れていた

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