セミナーのあとには、会場となったナナオのショールーム兼直営店「EIZO Galleria Ginza」(EIZOガレリア銀座)が紹介された。
すでにこちらの記事でお伝えしてるとおり、EIZO Galleria Ginzaは昨年11月に東京・丸の内から銀座に移転し、リニューアルを果たしている。ちなみに、EIZO Galleriaは銀座のほか仙台、大阪、福岡にも出店ずみだ(ショールームは名古屋と本社の石川にもある)。ここではナナオ製品の展示と販売(一部のモデルは持ち帰りも可能)に加え、常駐スタッフが製品に対する質問や疑問に答えてくれるだけでなく、用途に応じたおすすめモデルを提案してくれる。
銀座店のフロアーは、液晶ディスプレイの「FlexScan」シリーズと「ColorEdge」シリーズを展示した1階と、液晶TVの「FORIS.TV」シリーズを並べた2階の2フロア構成だ。現行のナナオ製品がほぼすべて展示されており、量販店ではなかなかお目にかかれない、プロ用のColorEdge CGシリーズをはじめ、直販サイト「EIZOダイレクト」限定モデルや、BTOシステムを採用した「MyStyle 112」でのみ扱われているEZ-UPスタンドなども置かれている。
実機に直接触れるだけでなく、ユーザーが持ち込んだコンテンツを表示・再生して、画質や音質を細かく確認できるのも見逃せない。また、ディスプレイアームや遮光フード、ケーブルといった細かいオプション製品を入手できたり、キャリブレーション実演もできたりと、ナナオ製品に関心があるユーザーにはもってこいのスペースと言えるだろう。
一方で定期的にセミナーやイベントが開催されているのもポイントだ。直近では、ColorEdge CEシリーズを使った「初めてのカラーマッチング」と題したセミナーが行われる。これは、ハードウェアキャリブレーション機能を備えたColorEdge CEシリーズを使って、プリンタで出力したものとのカラーマッチングを実演・解説するものだ。受講料は無料だが、セミナーは各回とも先着10名までの予約制のため、詳細はこちらのページで確認してほしい。
直営店の魅力は、何と言っても実機に触れられることと、専門スタッフによるアドバイスや回答を受けられることにある。一部のモデルでは商品券によるキャッシュバック特典が付くのもうれしいところだ。最寄り駅は都営地下鉄浅草線「東銀座駅」徒歩1分または東京メトロ日比谷線/丸の内線/銀座線「銀座駅」徒歩5分と、交通の便もよい(アクセス方法や営業時間、定休日はこちら)。展示スペースはゆとりがあり、雰囲気も落ち着いているので、ナナオユーザーのみならず、液晶ディスプレイや液晶TV、カラーマネジメント全般に興味があるユーザーは一度訪れてはいかがだろうか。
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