ファ○コンのカセットが刺さるっぽい中国産の携帯ゲーム機

» 2007年04月14日 12時08分 公開
[古田雄介&ITmedia アキバ取材班,ITmedia]
ノーブランド「FC MOBILE」

 いかにも“MADE IN CHINA”らしい魅力を備えたゲーム機が、今週金曜日からツートップ秋葉原本店で販売されている。ノーブランドの「FC MOBILE」という製品で、2.1インチカラー液晶を内蔵した本体の上部には、某ゲーム機用のカセットが装着できると思われる怪しげなスロットを備える。パッケージには「携帯用FC互換ゲーム機」の文字があるが、FCが何を指すのかは書かれていない。店員さんは「週末に売り切れること必至」とコメント。価格は6980円で、在庫は少数だ。

 FC MOBILEは、単3乾電池3本で稼働し、上部のスロットにカートリッジを装着するタイプのポータブルゲーム機。ビデオケーブルを付属しており、TVに出力してプレイすることも可能だ。標準で「10in1 おまけゲーム」という、これまた怪しげなカートリッジを付属しているが、その形状はある年齢層に対し、まだ世界が驚きに満ちていた頃の無垢な子供時代を思い出させる。

 ただしパッケージには「※この商品は任天堂のライセンス商品ではございません。任天堂へのお問い合わせはご遠慮ください」と明記されている。店員さんは「MADE IN CHINAなので、中国で違法に出回っている“ファ○コン互換機”なのかも。ある意味、非常にリスキーなアイテムといえるでしょう」と、他人事のように語る。

※現在ファミリーコンピュータの非公式互換機自体に違法性はありません。誤解を招くおそれのある店員さんのコメントを一部削除、訂正いたしました。

左側の十字キー、右にABボタンを備える見慣れたインタフェース。“10in1”の内容は……(写真=左)。本体上部のスロット形状は、遠い昔に見た気がしないでもない(写真=中央)。パッケージ裏には先述の注意書きがある(写真=右)

 ポータブル端末「GP2X」を横目で眺めながら、「我々は過去のゲームをやりたいわけではない。ゲーム自体に意味があるわけではない。その“儀式”を通して我々がまだ幸福だった頃の記憶を呼び起こしたいのだ。そしてそれには、“カセット”を刺したときのザクッという手触りこそが、必要不可欠なのである!」などと訳の分からない主張を口走る人には最適のアイテムかもしれない。

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