大量の写真を効率よくレタッチするために――コーレル「Corel Paint Shop Pro Photo X2」発表定番レタッチソフトの進化形(2/2 ページ)

» 2007年09月07日 01時00分 公開
[前橋豪,ITmedia]
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今後はライセンスプログラムに力を入れる

田中俊輔氏

 同日都内で開催された製品発表会では、最初に同社代表取締役社長の田中俊輔氏が登壇。Paint Shop Pro Photo X2について「最初のバージョンの開発が始まって12年がたち、1998年に初めてパッケージ製品として発売されてから、多くのユーザーに使われてきた実績あるフォトレタッチソフトの最新版」とアピールした(カナダのコーレル本社は、2004年にPaint Shop Proシリーズの開発元である米Jasc Softwareを買収した)。

 今後の戦略としては、パッケージ販売に加えて、「旧インタービデオやユーリードシステムズの製品を加えたコーレルとして一丸となり、アカデミック分野やコーポレートライセンスに力を入れていく」と述べた。

ブレイン・マシュー氏

 次にカナダのコーレル本社で副社長兼デジタルイメージング部門 プロダクツ&ストラテジー ゼネラルマネージャーを務めるブレイン・マシュー氏が、コーレルの現状とPaint Shop Pro Photo X2投入の背景を紹介した。コーレルは現在、コンシューマー向けマルチメディアソフトウェアのメーカーとして世界市場で第5位のシェアがあり、オフィスを7カ国(カナダ、日本、アメリカ、イギリス、ドイツ、中国、台湾)に構え、ワールドワイドで従業員は1200名以上、ユーザー数は1億以上にのぼるという。

 Paint Shop Pro Photo X2投入の背景に関しては、市場のトレンドとして、デジタル一眼レフカメラの売上げ増加、メモリカードの大容量化などによる撮影枚数の増加、メガピクセル対応デジタルカメラの普及などを挙げ、これら大量の画像データを簡単に効率よく編集できるソフトが求められていると説明。「シンプルな操作性でありながら、プロフェッショナルな写真が作れるというステイタス感をユーザーに提供することは、機能の充実と同じくらい重要」との設計思想を語った。

 なお、日本国内ではコンシューマー向けフォトレタッチソフト市場でアドビシステムズの「Photoshop Elements」シリーズがほとんど独占状態にあり、Paint Shop Proシリーズのシェアは第2位ながら1割程度という(第3位は同じくコーレルの「PhotoImpact」)。Paint Shop Pro Photo X2では、割安な価格設定と手軽に高度なレタッチが行える機能の追加、ライセンスプログラムへの注力などにより、シェア拡大を狙う。

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