XFX(PINE Technology)は、10月5日に新製品「XFX 8800 GTS Fatal1ty」「XFX-i7xxx」シリーズの製品発表会を行った。発表会では、日本におけるXFXの取り組みについても紹介された。
XFXは、ハイエンドPCパーツを中心にラインアップをそろえている、パフォーマンス重視のゲームユーザーをターゲットにしたブランドで、海外ユーザーには、オーバークロック設定のグラフィックスカードやマザーボードのベンダーとして知られている。
日本市場においては、少数が流通するのみであったが、最近では、海外の評判を耳にしたパワーユーザーのリクエストや、国内代理店などの登場によってパーツショップの露出度も増えてきている。

今回発表された「XFX 8800 GTS Fatal1ty」(画像左)と「XFX-i7xxx」シリーズ(画像右)。マザーボードは搭載するチップセットによって「XFX-i7150」「XFX-i7100」「XFX-i7050」の3製品が用意されるこのような、ユーザーの需要に応えるべく、国内総代理店としてシネックスと提携するとともに、XFXでも日本市場を担当する専従スタッフを用意するなど、販売体制を強化してきた。今回の発表会は新製品を紹介すると同時に、日本の流通関係者にXFXの「本気度」をアピールする場であったといえるだろう。

XFXでは、日本語が分かる3人のスタッフを日本専従にすることで、日本市場からのリクエストに的確に対応するとしている。発表会ではマーケティング担当のリタ・リン氏(画像左)とセールス担当のティミー・シェク氏(画像右)が日本の関係者に挨拶した会場では、XFX香港支社から来日した副社長のサニー・ナラン氏が、新製品とXFXの日本市場における取り組みを説明したほか、NVIDIA日本代表(NVIDIA Vice President Japan)の細井洋一氏、シネックス代表取締役社長の池尻赳夫氏から、それぞれXFXとの強いパートナーシップをアピールするコメントが紹介された。
“Fatal1ty”仕様のXFX製オーバークロッキング8800 GTSグラフィックスカード発売――シネックス
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“Fatal1ty”仕様のファンレス/オーバークロックGF 8600 GTグラフィックスカード――XFX
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