「Phenom」のロゴが光る「AMD 790FX」マザーが登場――CPUも11月中?古田雄介のアキバPickUP!(3/4 ページ)

» 2007年11月11日 15時07分 公開
[古田雄介&ITmedia アキバ取材班,ITmedia]

賛否両論のヒットアイテム――「KAMA BAY AMP」が売れるワケ

サイズ「KAMA BAY AMP(SDA-1000)」

 今週の木曜日から複数のショップで販売が開始された、サイズの5インチベイ内蔵アンプ「KAMA BAY AMP」が飛ぶように売れている。BLESS秋葉原本店では入荷当日にすべて売り切れ、週末の再入荷待ちとなっているほどだ。価格は7000円弱で、再入荷の回転が早いことから、街全体では潤沢に出回っている。

 KAMA BAY AMPは、ステレオ音声入力端子と、2チャンネルのパッシブスピーカーに対応するスピーカー出力端子を備えたアンプ。5インチベイに内蔵できる仕様で、フロントには音声調整ダイヤルと、ヘッドフォン端子、消音ボタンを備える。デジタルオーディオパワーアンプICに「YAMAHA YDA138(D-3)」を採用し、SN比は103デシベルとなる。

 人気の理由を、BLESS秋葉原本店は「わずかな予算で、民生機のスピーカーをPCで活用できる点がウケているようです。比較的年配の人に支持されていますね」と話す。

 しかし、音にこだわる店員さんの評価は賛否両論。否定派の某店員さんは「低価格なので仕方ないけど、フツーに音が悪い。低音と高音がほとんど出ないので、音量を上げてもサウンドが軽いね。音にこだわるなら数万円の予算を出すべきですよ」。

 一方、ツートップ秋葉原本店は、この否定派の意見を認めたうえで、「スピーカーとサウンドカードが優秀ならある程度はフォローできます。PCで音を楽しむ導入アイテムとしてはオススメですよ。個人的にはノイズを避けるために、5インチベイから出して使うほうが好きですけどね」と話していた。

KAMA BAY AMPのデモ機。ヘアライン加工のフロントも各ショップで好評だった

製品名:サイズ「KAMA BAY AMP(SDA-1000)
入荷ショップ
フェイス パーツ館5970円
パソコンショップ・アーク5980円
ツートップ秋葉原本店5980円
BLESS秋葉原本店6780円
TSUKUMO eX.6980円
高速電脳6980円
T-ZONE.PC DIY SHOP6980円

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