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» 2008年04月09日 17時00分 公開

直販ノートPCの選び方:アタイのVAIOはアタイが作る!──ソニースタイル購入ガイド(モバイルノート編) (2/3)

[富永ジュン,ITmedia]

性能もデザインもこだわり抜いた「type S プレミアムバージョン」

VAIO type S プレミアムバージョン

 「プレミアムモバイル」をキャッチフレーズに、カスタマイズの楽しみを満喫できるのが、ソニースタイル限定の「type S プレミアムバージョン」だ。“プレミアム”の名前にふさわしく、スペック、デザインともに豪華なカスタマイズオプションが用意され、所有欲を満たしてくれる。

 スタンダードバージョンとも言える「type S」との主な違いは、液晶ディスプレイの天板がマグネシウム合金よりも軽量で剛性が高いカーボン繊維を何層にも重ねた「マルチレイヤーカーボンファイバー」を採用していること、液晶パネルのバックライトに白色LEDを使用した「クリアブラック液晶(スリムLED)」になっていること、ワイヤレスWANモデルが選べることなどが挙げられる。これらにより、重量が約230グラム(構成によって異なる)、厚さも約3ミリ(最厚部は3.4ミリほど)減って携帯性が増したほか、バッテリー駆動時間も伸びている。

 さらに、プレミアムカラーとプレミアムデザインの豊富さも見逃せない。プレミアムカラーは、ヘアラインが映える「プレミアムブラウン」と、つややかな黒の「ブラック」の2色を用意。プレミアムデザインは、プリンタからダイレクトに天板へインクを照射する「ダイレクトプリント」技術により高精細な図柄がすり込まれた「モードメッシュ」「スマートグラデーション」「トラディショナルチェック」「エレガントフラワー」「モダンドット」の5つのパターンが選べる。特にエレガントフラワーは女性の人気が高いそうだ。ちなみに、VAIOオーナーメードモデルでプレミアムデザインを選ぶ場合は、Webカメラを選択する必要がある。

モノトーンな“ガラバリ”(柄バリエーション)が印象的な「プレミアムデザイン」(写真=左)。プレミアムカラー選択時より5000円アップする。プレミアムデザインを支えるダイレクトプリント技術(写真=右)

パワフルだけどスタンダードな「type S」「type S<XPモデル>」

よりスタンダードな「type S」

 type S プレミアムバージョンの軽量ボディやプレミアムデザインは魅力的だが、価格は最小構成でも16万6800円からとなる。そこで、よりコストパフォーマンスを重視したいならばスタンダードな「type S」をチェックしてみよう。

 type Sは、液晶ディスプレイの天板がシボ加工を施した高剛性のマグネシウム合金になり、液晶パネルも「クリアブラックLE液晶」に変更され、重量や本体サイズは増してしまうが、最小構成価格は12万9800円まで下がる。

 ボタンの切り替えで、GeForce 8400M GSとチップセット内蔵GPU(Intel GM965 Express)を使い分けられる「ハイブリッドグラフィックスシステム」は、プレミアムバージョンを継承している。CPUもCore 2 Duo T9500(2.6GHz)、メモリは最大4Gバイト(2Gバイト×2)まで選べ、HDDも7200rpmで容量200Gバイトや5400rpmで容量250Gバイトに加え、ハイブリッドHDD(容量は160Gバイト)が選択できるなど、モバイルノートにしては充実のパフォーマンスが得られる。キーボードはブラックとホワイトの2色に加え、日本語と英語配列の選択肢があるのも見逃せない。

 ちなみに、「type S<XPモデル>」は文字通りOSに、Windows XP Professional(SP2)を搭載したものだ。type S プレミアムバージョンとtype SそれぞれでVAIOオーナーメードモデルが用意されているが、type S プレミアムバージョンではプレミアムデザインが選べず、プレミアムカラーの「プレミアムブラウン」と「ブラック」からの選択となる。また、CPUの選択肢がCore 2 Duo T7800(2.6GHz)からCeleron 530(1.73GHz)までとなり、HDDも容量が200Gバイトから80Gバイトまでと、ローエンド側にスライドした格好だ。最小構成価格は、type S プレミアムバージョンが12万9800円、type Sが12万4800円となる。

type Sシリーズならではの「ハイブリッドグラフィックスシステムは」健在だ(写真=左)。性能重視のときはGeForce 8400M GSを、省電力優先のときはチップセット内蔵のGPUを選択できるユニークな機構だが、切り替えにはシステムの再起動が必要になる。個人向けで唯一、OSにWindows XPを搭載している「type S<XPモデル>」(写真=右)

アクセサリー感覚でデザインもスペックも選べる小型ノート「type T」

多彩なデザインとドライブメニューを備えた「type T」

 持ち歩いて人目に触れる機会が多いモバイルノートだからこそ、洗練されたデザインのPCを手にしたいというならば、「type T」がうってつけだ。type Sと同様、プレミアムデザインが選べ、こちらは「モードメッシュ」「エレガントフラワー」「ロマンティックフロスト」「モダンテキスタイル」の4種類となる。一方のカラーバリエーションは、店頭販売モデルでも展開されている「ホワイト」「ブラック」「シャンパンゴールド」に加え、プレミアムカラーの「グリーン」「ボルドー」「プレミアムカーボン」の計6色から選択できる。

 ユニークなのは、SSD、HDD、DVDスーパーマルチドライブのうちから内蔵するもの2つ(または1つのみ)を選べることだろう。SSD搭載モデルが全8通り、SSDなしモデルが全4通りと合計12通りのドライブ構成が可能だ。SSDとHDDあるいはDVDスーパーマルチドライブを組み合わせたり、1.8インチHDDとDVDスーパーマルチドライブを組み合わせたり、2.5インチHDDかSSDのみという選択肢もあり、用途に合わせてドライブを選べる。バッテリーも容量別に3種類が用意されており、モバイルノートでもとことんまでカスタマイズして魅力を引き出したいユーザーにはたまらない部分だろう。なお、最小構成価格は15万4800円だ。

4つのガラバリ、6色のカラバリと選択肢が豊富なtype T(写真=左)。ドライブやバッテリー、ワンセグやワイヤレスWANの内蔵とBTOのメニューも目移りするぐらい充実している(写真=右)。重量はBTO次第で実に約970〜1400グラムまで変化する

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