アイ・オー、複数のテレビから視聴できる録画用HDDを発表REGZA向けのDLNAサーバ

» 2008年04月09日 10時02分 公開
[芹澤隆徳,ITmedia]

 アイ・オー・データ機器は4月9日、東芝「REGZA」の新製品「ZH500/ZV500」シリーズ向けのハイビジョン録画用ハードディスク「HVL4-G2.0」を発表した。DLNAガイドライン1.5およびDTCP-IP v1.2をサポート。REGZAで録画した番組を同機にムーブしておけば、複数のDLNAクライアントから視聴できる。価格は10万6300円で、4月末日に出荷を開始する予定だ。

photophoto 「HVL4-G2.0」は、既存のNAS製品(写真奥)と同じ筐体を採用しつつ、AVラックにも合うようにブラックカラーを採用した。4台のHDDを内蔵する

 通常、REGZAで録画した番組には著作権保護のローカル暗号化が施され、録画したテレビ以外では再生できない。しかしZH500/ZV500では、ローカル暗号をDTCP-IPに置き換えてHVL4-Gへムーブすることが可能になった。REGZAからHVL4-Gシリーズに対して直接録画することはできないが、内蔵HDD、USB/LAN接続の外付けHDDに録画した番組はすべてHVL4-Gへムーブ可能だ。

 ムーブされた番組は、今度はHVL4-Gシリーズのローカル暗号化によって保護された状態で蓄積。DLNAガイドライン準拠のテレビやネットワークメディアプレーヤーからストリーム再生が可能になる。例えばリビングルームのREGZAで録画した番組をHVL4-Gシリーズにムーブしておき、書斎のネットワークプレーヤーや寝室のテレビでも視聴できるわけだ。

 内蔵ストレージの総容量は2Tバイト。500GバイトのHDD×4台を用いたRAID 5構成としているため、録画用に利用できるのは1.5Tバイトが上限となる。地上デジタル放送なら、そのままの画質で約112時間ぶんを蓄積できる(20Mbpsで換算)。

 またRAID 5は、パリティと呼ばれるエラー訂正情報を記録データと一緒に4台のHDDに分散記録するため障害に強く、例えば4台のHDDのうち1台が壊れても録画データの損失はない。しかも該当するHDDを交換すれば速やかにデータを復旧できるという。HDD交換後は自動的にデータの再構築処理が行われるため、ユーザーにメンテナンスの手間はほとんど発生しない。

 外形寸法は、121(幅)×126.5(奥行き)×195(高さ)ミリ。重量は3.2キログラム。ボディカラーはAVラックにも合うブラックを採用した。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年08月31日 更新
  1. なぜ「データ通信できないケーブル」が必要? エレコムの充電専用ケーブルについて語りたい (2026年08月31日)
  2. WindowsでもローカルLLMが快適に? 開発中ビルドで見つかった「AI向けメモリ割り当て機能」の正体 (2026年08月31日)
  3. 新型「Mac mini」「Mac Studio」の“数字”を読み解く――驚異のAI性能と、日米価格設定のからくり (2026年08月28日)
  4. スマホと2台持ちしたい! 円形ディスプレイが魅力のデジタルオーディオプレーヤー「FIIO Snowsky DISC」を試す (2026年08月27日)
  5. 高価なGPUを燃やしたくない! 異常検知アダプター&電源チェッカーが飛ぶように売れる理由 (2026年08月29日)
  6. Z.aiが320Bのモデル「GLM-5.3-Flash」を発表/OpenAIの自社チップ「ハラペーニョ」の性能が明らかに (2026年08月30日)
  7. レトロゲーム機風なのにAAAタイトルが動く、Ryzen 7 H255搭載ミニPC「ACEMAGIC Retro X3」を試す (2026年08月27日)
  8. 約63gの軽さと高輝度で快適! 4万円台で視度調整もあるスマートグラス「VITURE Pro 2」と8万円台のBeastを比較 (2026年08月28日)
  9. グラボ高騰が止まらない! RTX 5090は100万円超えの可能性も、「組むなら8月中」の声 (2026年08月15日)
  10. Mac miniから始まる「M6」世代――初の2nmチップと、超絶物量のMac Studioを読み解く (2026年08月26日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー