「XPS 730x」は、ハイエンドユーザー向けのプレミアムブランド、XPSシリーズのフラッグシップモデルとして追加されたタワー型PCだ。CPUにはCore i7 920(2.66GHz)、同940(2.93GHz)、同965 Extreme Edition(3.2GHz)を選択できるほか、Core i7 965 Extreme Editionは出荷時にCPUをオーバークロックするチューニングを施すこともできる。オーバークロックチューニングは、3.4GHz駆動のLevel1と、3.73GHz駆動のLevel2を用意し、Level2では冷却システムに空冷式と水冷式を組み合わせた「H2C ハイブリッド冷却システム」が搭載される。
メモリは3Gバイトと6Gバイトからの選択で、いずれもトリプルチャネル実装となる。HDD容量は500Gバイト〜1Tバイトのあいだで選択できるほか、10000rpmの高速HDD(Western Digital VerociRaptor 150Gバイトおよび300Gバイト)も選べる。光学ドライブにはDVDスーパーマルチドライブのほか、Blu-rayコンボドライブ(Blu-ray記録非対応)、Blu-ray Discドライブを搭載できる。グラフィックス機能は、GeForce 9800GT (512Mバイト)、GeForce GTX 280(1024Mバイト)、Radeon HD 4870 X2(1024Mバイト)から選択可能。なお、本体カラーには、空冷システム搭載時にはアルミニウムシルバー、H2C ハイブリッド冷却システムを搭載した構成にはステルスブルーが採用される。本体サイズ(スタンド装着時)は、約356(幅)×594(奥行き)×572(高さ)ミリ、重量は約22キロ以上(構成により異なる)。
「Studio XPS」は、個人向けPCブランド「Studio」シリーズに追加されたハイエンドモデルで、グロスブラック仕上げの高級感のあるタワー型筐体を採用する。CPUはCore i7 920(2.66GHz)および同940(2.93GHz)、メモリは3Gバイトまたは6GバイトのDDR3 SDRAM、HDD容量は500Gバイト/750Gバイト/1Tバイトから選択できる。光学ドライブはDVDスーパーマルチドライブ、Blu-rayコンボドライブ、Blu-ray Discドライブからの選択だ。グラフィックスカードには、Radeon HD 3450(256Mバイト)、同3650(256Mバイト)、同4850(512Mバイト)が用意されている。本体サイズは、約170(幅)×435(奥行き)×362(高さ)ミリ、重量は約12.5キロ以上(構成により異なる)。
OSは、両モデル共通で64ビット版Windows Vista Home Premium SP1およびUltimate SP1から選択する。なお、XPS 730xではWindows XP Professional SP3(32ビット版Windows Vista Ultimate SP1からのダウングレード)を選ぶことも可能だ。
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