家でも外でもどちらでも──多様化したニーズのすき間を埋める、GIGABYTEの「Booktop」COMPUTEX TAIPEI 2009(1/3 ページ)

» 2009年06月04日 16時22分 公開
[岩城俊介,ITmedia]
photo COMPUTEX TAIPEIのGIGABYTEブース

 COMPUTEX TAIPEIのGIGABYTEブースは、マザーボードやグラフィックスカード、PCケース類といったおなじみの自作PCパーツとともに、2009年6月現在の日本市場では台湾他社ベンダーと比べるとあまり見かけないミニノートPCも多く用意する。

 まずは2009年3月のCeBIT 2009でも公開されていた「Booktop」。いわゆるノートPC型のNetbookから派生し、同一プラットフォームで別途ディスプレイを接続して使用するデスクトップ型がNettop、そして、どちらもOKなのがGIGABYTEの“Booktop”である。

 Booktop M1022は、1024×600ドットの10.1型ワイド液晶ディスプレイ(LEDバックライト搭載)とAtom N270(1.6GHz)ないしAtom N280(1.66GHz)、グラフィックス機能を統合したIntel 945GSE Expressチップセット、1Gバイトのメインメモリ(2Gバイトまで増設可能)、160GバイトのHDD、6セルバッテリー付きで重量約1.3キロ、OSはWindows XP Home EditionといったいわゆるNetbookだが、家庭やオフィスでは付属するクレードル(ドッキングスタンド)により、Nettopに変化する。クレードルとともに、高解像度のディスプレイやフルサイズのキーボード、マウスとともに使用できる。

 Booktopシリーズには、1366×768ドットの13.3型液晶ディスプレイとCULVプロセッサ、Intel GS45 Expressチップセットを採用し、重量約1.85キロの上位モデル「M1305」も用意するという。

photophotophoto クレードル経由でフルHDの外部ディスプレイ+インプットデバイスと接続した「Booktop M1022」。帰宅・帰社したらクレードルに本体を差すと、Nettopに変化する(左) 単体では一般的なNetbookとして使用可能。デモ機にはHSPAモジュールとWindows 7がインストールされていた(中) クレードルにはアナログRGB端子、USB 2.0×3、有線LAN端子、ヘッドフォン端子、DC電源端子がある(右)
photophotophoto Windowsエクスペリエンスインデックスのスコア(左)。本体のディスプレイ解像度は1024×600ドットだが、接続する外部ディスプレイ次第で、高解像度表示が可能(中、右)

 かつて、10型クラスのディスプレイ+クレードルスタイルを採用した薄型軽量ノートPCとしてシャープの「Mebius MURAMASA PC-MM1」シリーズが存在したのも懐かしいが、Booktopは、現代のDesktopとNotebook、NetbookとNettop、これらのニーズのすき間をそつなく埋めるスタイルと言える。

 なお、高解像度の外部ディスプレイとともに屋内で使用するなら、クレードルを使わずともアナログRGB端子を本体に接続するだけでいいかな──と思い、クレードルとともに使うにはキーボードやマウスが別途必要になる──と考えると、複数台目用途には少々むだなことも出てきそうで、万能といえど完璧ではないが、「中も外もOK」という自由なクレードルスタイルに魅力を感じる人は確かに多そうだ。なお日本市場の投入時期は「もうすぐ」だそうだ。

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