「外でNetbook」「内ではNettop」──GIGABYTEのBooktopをチェック:CeBIT 2009

» 2009年03月10日 16時40分 公開
[長浜和也,ITmedia]

日本人が知らないうちに進化していたGIGABYTEのラインアップ

 GIGABYTEのブースでも、広いスペースを用意してNetbookの展示が行われている。日本ではなかなか姿を見ることがないGIGABYTEのNetbookだが、ヨーロッパでは積極的にビジネスを展開しているという。

 そのGIGABYTEのNetbookで日本の来場者に注目されていたのが、「Booktop」と呼ばれるラインアップだ。Booktopは単体で通常のクラムシェルタイプのNetbookとして使えるが、標準で付属するスタンドのようなポートリプリケータに本体を「立てる」ことで、ポートリプリケータに接続したキーボードやマウス、そして外付けディスプレイを利用できるようになる。屋外ではノートPC、屋内ではデスクトップPCとして使える柔軟性が特徴だ。

GIGABYTEのNetbookラインアップM1022シリーズ。奥に見えるのが標準で付属するポートリプリケータで、このユニットに本体を立てることでNettopとしても使えるようになる。本体とポートリプリケータの接続は起動中でも可能だ

M1022上位モデルの左側面と右側面。本体にはUSB 2.0×3、アナログRGB出力、4-in-1カードスロット、ExpressCardスロットが用意されるほか、無線接続としてBluetooth、IEEE 802.11b/g/n、さらに3Gモジュールも内蔵できる

M1022上位モデルのキーボードと標準で付属するポートリプリケータ背面のインタフェース。ポートリプリケータにはアナログRGB出力、USB×3、有線LANが用意される

解像度1366×768ドットを表示する1.3キロ級Netbook

 CeBIT 2009では、Booktopの新モデルとしてM1022のラインアップが展示されていたが、それらのラインアップもいくつか注目したいスペックを採用している。CPUはこれから発表される予定のAtom N280、そして、チップセットには、いまのところ「GN40」と呼ばれているAtom対応次期チップセットが搭載されていた。

 GN40はIntel 4シリーズのAtom対応版といわれ、統合されるグラフィックスコアはIntel GMA 4500MHDの系列になるものと考えられている。展示されていたBooktop M1022シリーズはGN40を搭載した構成で動いていた数少ない機材だ。

 また、新しいM1022ラインアップのうち、上位モデルは画面サイズはほかのモデルと同じ10.1型ワイドのままで、1366×768ドットというNetbookの中で最も高い解像度表示を実現している。

M1022上位モデルのデバイスマネージャーとシステムプロパティ。デバイスマネージャーで、CPUはAtom N280、ディスプレイアダプタにIntel 4シリーズ、IDEコントローラにICH9Mとあるのに注目したい

M1022の上位モデルでは、10.1型ワイド液晶ディスプレイで1366×768ドット表示が可能になっている。このサイズの液晶ディスプレイとNetbookでは最も解像度が高いモデルの1つといえるだろう(これを上回るのはVAIO type Pぐらいか)

 M1022シリーズは、すべてのモデルで10.1型ワイド液晶ディスプレイを搭載し、解像度は1024×576ドット(M1022)、1024×600ドット(M1022G)、1366×768ドット(M1022P)。最軽量モデルのM1022では、ボディサイズが250(幅)×170(奥行き)×20.8(厚さ)ミリ、重さが860グラム。60/80Gバイトの1.8インチHDD、または、4/8GバイトのSSDを搭載する。上位モデルのM1022GとM1022Pは、ともにボディサイズが265(幅)×180(奥行き)×27.2〜31.3(厚さ)ミリ、重さが1.3キロ。160/250/320Gバイトの2.5インチHDDを搭載する。

 GIGABYTEのスタッフによると、ヨーロッパ、台湾、米国では4月までに出荷を開始する予定だが、日本向けについては未定という。ただ、日本でも5月にローンチイベントを行う可能性があるとも説明していた。

関連キーワード

Netbook | ギガバイト | CeBIT | Atom | M912X | UMPC | ノートPC | Nettop


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年09月26日 更新
  1. 実売3万9800円でノートPCを3画面化! ソースネクストのデュアル拡張ディスプレイ「DGP-DMD1401」を試す (2026年09月25日)
  2. AndroidとChromeOSが融合した次世代PC「Googlebook」の実機を見てきた ――AI統合で何が変わるのか? (2026年09月25日)
  3. 新型「Mac mini」「Mac Studio」徹底レビュー! ローカルAIはついに“実用域”へ エージェントAIに事務仕事を任せて分かった驚異の進化 (2026年09月22日)
  4. なぜ競技用ゲーミングPCは光らない? HPSC久木留所長とマウス軣社長が語るアスリート支援の未来 (2026年09月24日)
  5. ロジクールGの新型マウス「PRO X3 SUPERSTRIKE」や8K対応キーボード「PRO X2 RAPID」を見てきた (2026年09月24日)
  6. 「これはわれわれにとってのTGSだ」 ロジクールGが年に一度の旗艦イベント「Logicool G PLAY Tokyo 2026」を開催 熱気あふれる会場を現地レポート (2026年09月25日)
  7. 12インチ「Surface Pro」と13インチ「Surface Laptop」に個人向けの第2世代が登場 Snapdragon X2 Plus搭載でメモリは最大24GBに (2026年09月24日)
  8. 天空がCore Ultra 5を搭載した10.51型2in1ノート「TENKU Note Pro AI」を発売 (2026年09月24日)
  9. “AIスマホ”としての個性がより鮮明に 望遠カメラ刷新&AI処理が飛躍した「Pixel 11 Pro」 の実力とベンチマーク結果を検証 (2026年09月24日)
  10. 増えすぎたリモコンを1台に集約できる「SwitchBot 学習リモコン」がセールで14%オフの5990円に (2026年09月25日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー