国内外のMVNO事業を展開するインターコミュニケーションズは10月26日、海外のPCデータ通信を転送料無制限の1日定額制とする「使いホーダイプラン」を開始すると発表、10月27日にサービスを開始する。
同プランは同社が展開する、海外で利用できる従量課金型端末レンタル制サービス「グローバルデータ」の1つに加わるもの。利用国を限定した各国対応の端末を貸し出す方式とし、端末レンタル料と利用料込みで1日あたり1680円(海外向けは不課税、日本向けは税込み1764円)のデータ通信定額制を実現した。利用対象国はアメリカ(AT&T/3G)、中国(China Mobile/3G)、台湾(Far EasTone/3G)、インド(Vodafone India/2G)、日本(イー・モバイル/HSDPA)。追って、ブラジル、ロシアのほか、ベトナムやインドネシア、南アフリカ、トルコ、アルゼンチンなど、今後の需要増が見込まれるVISTA各国対応も順次行う予定としている。
利用対象は主に短中期の海外渡航者だが、日本国内のみでもイー・モバイル網を利用した1日単位課金制プランとして利用できる。渡航の数日前にWeb/ファクス申し込みを行い、宅配ないし空港受け取りが可能(別途、手数料525円/台)。利用後に返送あるいは帰国日に空港で返却する仕組み。
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