2画面「libretto」やAndroid端末など――東芝ノート25周年モデルを発表:2010年PC夏モデル(1/2 ページ)

» 2010年06月21日 13時30分 公開
[ITmedia]

 世界初のラップトップPCとして「T1100」を世に送り出した東芝が、四半世紀の“技術とノウハウを結集”した「東芝ノートPC25周年モデル」を発表した。6月下旬より順次発売する。

東芝ノート25周年モデル

ラインアップ

  • “ダブルスクリーン”で「libretto」を復刻
  • 高性能モバイルRXシリーズが世界最軽量の「dynabook RX3」にフルモデルチェンジ
  • Android 2.1採用の10.1型クラウドブック「dynabook AZ」が登場
  • 21.5型フルHD液晶を搭載する一体型PC「dynabook Qosmio DX」を投入


「libretto」を復刻、今度はなんと“ダブルスクリーン”仕様に

libretto W100/11M

 記念モデルとしてたびたび復刻版が投入される東芝の「libretto」(初代はLibretto)ブランドだが、25周年となる今回はマルチタッチ対応の7型ワイド(1024×600ドット)液晶を2つ搭載する「libretto W100/11M」が登場した。8月下旬より発売される。

 202(幅)×123(奥行き)×25.4〜30.7(高さ)ミリの小型ボディを開くと、通常のノートPCではキーボードがある場所にもう1面ディスプレイが搭載されており、2つの画面を大きなデスクトップとして利用したり、縦に回転させて電子書籍リーダーとして活用できるユニークな仕様だ。文字入力は下段の画面に表示するソフトウェアキーボードを使い、利用シーン(机上で入力/両手でホールド)にあわせてさまざまなタイプのキーボードを呼び出せる。また、文字を入力すると入力面が振動する感覚フィードバックを備え、実際に打鍵感があるのも目を引く。

 CPUには超低電圧版のPentium U5400、ストレージには62GバイトのSSDを採用し、ネットワーク機能としてWiMAXやIEEE802.11a/b/g/n、Bluetooth V2.1+EDRを装備。4セルバッテリー装着時で約2時間、8セルで約4時間のバッテリー駆動が行える。

天板はヘアライン加工されている(写真=左)。ソフトウェアキーボードは入力スタイルに応じて切り替えられる(写真=中央)。加速度センサーを内蔵し、本体の向きを自動検出し、書籍のようなスタイルで電子ブックビューワーとしても利用できる(写真=右)

関連記事:デュアルディスプレイを搭載して復活した記念モデル──「libretto W100/11M」

関連レビュー:これはコンセプトモデルではない!──「libretto W100/11M」のデュアルディスプレイな使い勝手を試す

実売4万円台半ばのクラウドブック「dynabook AZ」が登場

dynabook AZ

 OSにAndroid 2.1を採用する10.1型(1024×600ドット)のインターネット端末「dynabook AZ」も登場した。東芝はこれを、スマートフォンの機動性とモバイルPCの使い勝手を両立させる“クラウドブック”と位置付け、「高速起動」「インターネット利用に十分な性能」「長時間駆動」などを特徴として挙げている。

 CPUにはNVIDIAの統合チップ「NVIDIA Tegra T20」(1.0GHz)を採用し、512Mバイトのメモリと16Gバイトのフラッシュメモリを搭載。動画再生時で約7時間、アイドル時で約48時間という長時間バッテリー駆動を実現したという。262(幅)×189.8(奥行き)×12〜21(高さ)ミリという薄型ボディも特徴だ。

天板(写真=左)。正面(写真=中央)。「TOSHIBA ReelTime」と呼ばれる同社のランチャーで各アプリを呼び出せる(写真=右)

関連記事:TegraとAndroidでスマートフォンとNetbookのいいとこどり──「dynabook AZ」

世界最軽量の13.3型2スピンドル機「dynabook RX3」

dynabook RX3

 高性能モバイルPCとして人気を集める「dynabook RX」シリーズもフルモデルチェンジを果たしている。従来の特徴だった薄型・軽量ボディと長時間バッテリーライフを継承しつつ、最上位モデルの「RX/T9M」は重量を約1.25キロ(バッテリパック61AA装着時)まで抑え、13.3型ワイド(1366×768ドット)液晶を搭載する2スピンドル機としては世界最軽量を実現したという。また、バッテリー駆動時間も61AA装着時で約11時間、91AA装着時なら約16時間と圧倒的な長時間駆動を誇る。

 基本性能も大幅に引き上げられた。特にCPUはCore 2世代からCore i世代に刷新しただけでなく、モバイルPCながら通常電圧版のCore i5 520M/Core i3-350Mを搭載している。これはボディ内部の冷却構造を見直し、底面吸気や12ミリファンの採用によって可能にしたという(RX2は8ミリファン)。また、マグネシウム合金でのハニカムリブ構造(パームレストの裏側)により、薄型ボディを実現しつつ100kgfや76センチ落下に耐えうる堅牢性も確保したとしている。

関連記事:13.3型液晶+光学ドライブ内蔵の極薄ボディで1.25キロ、最大16時間動作──「dynabook RX3」

フルHD×Blu-ray×SpursEngineを搭載する液晶一体型PC「dynabook Qosmio DX」

dynabook Qosmio DX

 東芝ノート25周年モデルとして、同社の薄型テレビ「REGZA」を意識した液晶一体型PCも投入される。フルHD表示(1920×1080ドット)に対応した21.5型ワイドの液晶を搭載し、地デジチューナーをはじめ、独自の映像処理エンジン「SpursEngine」やオンキヨー製ステレオスピーカーの内蔵など、AV機能に特化したスペックが特徴だ。また、HDMI入力とD4入力などを備えており、家庭用ゲーム機やBlu-rayドライブを接続して楽しむこともできる。

 テレビやレコーダー、PCの用途を一手に引き受ける豊富な機能を備えつつ、ノートPC向けプラットフォームを採用することで実現した省スペースの本体や、ワイヤレス仕様のキーボード/マウスなど、リビングや書斎に置いても違和感のないデザインもポイントだ。またソフトウェア面では、HDD内に保存されている写真データを自動的にフォトムービーにしてくれる「おまかせフォトムービー」などのオリジナルソフトを搭載する。

関連記事:SpursEngine+地デジ+AV入力搭載のフルHD液晶一体型――「dynabook Qosmio DX」

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