米IBMは6月7日(現地時間)、同日に任天堂が発表した次世代家庭用ゲーム機「Wii U」(ウィーユー)に搭載するプロセッサを供給すると発表した。
Wii Uは、タブレット型の新コントローラを採用しているのが特徴で、Wiiの後継機として2012年に発売の予定だ。
このプロセッサはPowerベースにカスタマイズしたもので、45nm Silicon-On-Insulator(SOI)技術によるeDRAM(混載DRAM)を採用し、省電力・高速処理を実現しているという。IBMはこのプロセッサを、ニューヨーク州イーストフィッシュキルにある同社の半導体工場で生産する計画だ。
IBMのプロセッサは、任天堂が2001年に発売したゲームキューブ、2006年に発売したWiiでも採用されている。Wii向けには累計で9000万以上のプロセッサを出荷しているという。
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