NECディスプレイ、sRGBの再現に注力した24.1型WUXGA液晶「MultiSync LCD-P241W」

» 2011年10月11日 19時45分 公開
[ITmedia]
2色のボディカラーを用意。左がホワイトの「LCD-P241W」、右がブラックの「LCD-P241W(BK)」

 NECディスプレイソリューションズは11月9日、24.1型ワイド液晶ディスプレイ「MultiSync LCD-P241W」を発売する。価格はオープン、実売価格は6万5000円前後の見込み。

 LCD-P241Wは、同社が2010年2月に発売した「MultiSync LCD-PA241W」の機能を受け継ぎながら、色域をsRGBに限定したエントリーモデルだ。

 独自の画像処理専用ICで「3次元ルックアップテーブル」(LUT)と独自の色変換アルゴリズムを搭載し、色再現性を高めた「SpectraViewエンジン」、ICCプロファイル/印刷/色覚エミュレーション機能、高精度フィードバックセンサーの内蔵によるキャリブレーションセンサーなしの調整精度向上、14ビットガンマ補正、工場出荷時の個別ガンマ/ムラ補正、2画面表示(P in P、P by P)機能などを備える。

 基本スペックは、液晶パネルがIPS方式、画面解像度が1920×1200ドット(WUXGA)、輝度が360カンデラ/平方メートル、コントラスト比が1000:1、応答速度が15ms(オーバードライブ機能のRESPONSE IMPROVE利用時は中間階調で8ms)、視野角は上下/左右ともに178度、最大表示色は約10億7374万色(約4兆3475億色中、DisplayPortからの10ビット入力時)だ。

 映像入力はDisplayPort(HDCP対応)、DVI-D×2(HDCP対応)、D-Subを内蔵。また、アップストリーム×2、ダウンストリーム×3のUSB 2.0ハブ機能も搭載する。

 スタンドは上30度/下5度のチルト、左右90度のスイベル、150ミリの昇降、画面を90度回転させての縦位置表示が行える。本体サイズは556.8(幅)×227.6(奥行き)×378〜528(高さ)ミリ、重量は約10.8キロだ。

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