NECディスプレイ、10ビットIPSパネル/3次元LUT搭載のプロ向け24.1型WUXGA液晶「MultiSync LCD-PA241W」センサーレスでの調整精度も向上

» 2010年01月13日 19時45分 公開
[ITmedia]
ボディカラーは2色を用意。左がホワイトの「MultiSync LCD-PA241W」、右がブラックの「MultiSync LCD-PA241W(BK)」

 NECディスプレイソリューションズは1月13日、カラーマネジメント対応の24.1型ワイド液晶ディスプレイ「MultiSync LCD-PA241W」を発表した。印刷、写真、アート、動画などのクリエイティブ用途を想定したプロフェッショナル向けの製品で、発売日は2月22日の予定だ。価格はオープン、予想実売価格は13万円前後。

 2008年11月に発売された「MultiSync LCD2690WUXi2」の後継機。「3次元ルックアップテーブル」(LUT)と独自の色変換アルゴリズムを搭載した新開発の画像処理専用IC「SpectraViewエンジン」によって、色再現性を高めた。Adobe RGBやsRGBといった色域をはじめ、用途に応じた複数の表示設定が画質モード(ピクチャーモード)として工場出荷時にプリセットされている。

 液晶パネルはRGB各色10ビット表示対応のp-IPS方式を採用。DisplayPort接続時に10ビット/約10億7374万色の表示が行える(対応するグラフィックス環境と対応ソフトが必要)。そのほかの入力端子と接続した場合は8ビット/約1677万表示だ。

 色域はAdobe RGBカバー率98.1%をサポート。階調性についてはRGB各色14ビットのLUTを搭載し、最適な10ビットもしくは8ビットの色表示を実現する。工場にて製品1台ごとにガンマ調整とムラ調整を行い、階調や表示均一性のバラツキを抑えている。

 ピクチャーインピクチャーとピクチャーバイピクチャーの2画面同時表示にも対応する。1つの画像を異なる2つのピクチャーモードで同時表示し、色の違いを比較することが可能だ。また、縦置き利用時にはアスペクト比を維持したまま、画面を上下2分割のピクチャーバイピクチャーで表示することもできる。

 オプションの専用ソフトウェア「SpectraView II」と外付けキャリブレーションセンサーによるハードウェアキャリブレーション機能も装備。高精度フィードバックセンサーを内蔵することにより、外付けのキャリブレーションセンサーを使わない場合の調整精度も高めた。フィードバックセンサーは輝度安定化回路と連動し、電源投入後数秒で輝度が安定する。

 また、専用アプリケーションを用いて、画面上でほかのディスプレイやプリンタなどの発色を再現したり、カラーユニバーサルデザインに適した配色を確認できる「ICCプロファイルエミュレーション」「印刷エミュレーション」「色覚エミュレーション」の機能も持つ。

 基本スペックは、画面解像度が1920×1200ドット、輝度が360カンデラ/平方メートル、コントラスト比が1000:1、応答速度が16ms(オーバードライブ機能のRESPONSE IMPROVE利用時は中間階調で8ms)、視野角は上下/左右ともに178度だ。

 映像入力はDisplayPort(HDCP対応)、DVI-D×2(HDCP対応)、D-Subの4系統を内蔵している。また、アップストリーム×2、ダウンストリーム×3のUSB 2.0ハブ機能も搭載し、ディスプレイ側につないだキーボードやマウスをUSB接続した2台のPCで切り替えて利用することも可能だ。

 スタンドは上30度/下5度のチルト、左右90度のスイベル、150ミリの昇降、画面を90度回転させての縦位置表示が行える。本体サイズは556.8(幅)×227.6(奥行き)×378〜528(高さ)ミリ、重量は約10.6キロだ。

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