アドビ、RAW現像ソフト「Lightroom 4」を発売 

» 2012年03月06日 15時59分 公開
[ITmedia]
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

 アドビシステムズは3月6日、RAW現像ソフト「Adobe Photoshop Lightroom」の最新版「Adobe Photoshop Lightroom 4」を3月16日より販売開始すると発表した。直販サイト「ADOBE STORE」での販売価格は1万6800円で、アップグレードおよび乗換え/特別提供版は1万80円、アカデミックパックは6930円。

photo 「Adobe Photoshop Lightroom 4」

 定評あるRAW現像機能については、トーン調整機能が大きく進化したことによってハイライトやシャドウのきめ細かな復元が可能となったほか、補正ブラシ機能が強化され、特定部分についてのみシャープやノイズ、モアレを調整可能となった。

photophoto ハイライト/シャドウ復元

 新たに「ブック」モジュールが追加され、PDF出力可能なフォトブックを作成できるほか、「マップ」モジュールではジオタグの付加された写真データを地図にオーバーレイ表示させることもできる。デジタル一眼の動画撮影機能搭載一般化に伴い、動画編集機能も強化された。トリミングやフレーム抽出を行えるほか、静止画用の画像調整機能も多くが動画に対して適用できる。

photo 動画編集
photo 「マップ」モジュールが新設された

 対応OSはWindows Vista(SP2以降)またはWindows 7(SP1日本語版)、Mac OS X v10.6.8またはv10.7日本語版で、いずれのOS搭載機でも2Gバイト以上のメインメモリ、1Gバイト以上のHDD容量、インターネット接続などが必要とされ、HDビデオ編集機能の利用についてはデュアルコア以上のプロセッサーが推奨されている。

 発売を記念し、Webサイト「GANREF」と連携して「634 ANGLES〜634アングルの東京新名所MAPプロジェクト」を開始する。都内各所を撮影した写真の投稿を受け付け、地図にマークしていくもので、GANREF会員がLightroomで保存した写真を投稿すると抽選で毎週1名にAdobe Photoshop Lightroom 4がプレゼントされる。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2024年05月11日 更新
  1. 新型「iPad Pro」がM3チップをスキップした理由 現地でM4チップ搭載モデルと「iPad Air」に触れて驚いたこと (2024年05月09日)
  2. 「M4チップ」と「第10世代iPad」こそがAppleスペシャルイベントの真のスターかもしれない (2024年05月10日)
  3. 個人が「Excel」や「Word」でCopilotを活用する方法は? (2024年05月08日)
  4. Minisforum、Intel N100を搭載したスティック型ミニPC「Minisforum S100」の国内販売を開始 (2024年05月10日)
  5. “NEXT GIGA”に向けた各社の取り組みやいかに?──日本最大の教育関連展示会「EDIX 東京」に出展していたPCメーカーのブースレポート (2024年05月09日)
  6. NECプラットフォームズ、Wi-Fi 6E対応のホーム無線LANルーター「Aterm WX5400T6」 (2024年05月09日)
  7. ASRock、容量約2Lの小型ボディーを採用したSocket AM5対応ミニベアボーンPCキット (2024年05月10日)
  8. SSDの“引っ越し”プラスαの価値がある! 税込み1万円前後のセンチュリー「M.2 NVMe SSDクローンBOX」を使ってみる【前編】 (2024年05月06日)
  9. Core Ultra 9を搭載した4型ディスプレイ&Webカメラ付きミニPC「AtomMan X7 Ti」がMinisforumから登場 (2024年05月08日)
  10. これは“iPad SE”なのか? 新型iPadを試して分かった「無印は基準機」という位置付けとシリーズの新たな幕開け (2022年10月24日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー