新しいiPadとの相性はどう? 地デジ内蔵無線LANルータ「Wi-Fi TV」検証ほほう、これは楽しい(2/3 ページ)

» 2012年04月19日 17時00分 公開
[太田百合子(撮影:矢野渉),ITmedia]
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

お風呂で、PCで、布団の中で──改めてテレビの楽しみ方を広げてくれる

photo Retinaディスプレイを採用する新しいiPad(およびiPhone 4S)で地デジ放送を視聴。ワンセグより格段にきれいな画質で楽しめる

 本機はやはり、iPadやiPhone、PCがそのまま「地デジ対応」になるのが大きな魅力だ。ワンセグチューナータイプは数年前より存在したが、iPadやPCはもちろん、高解像度ディスプレイを備える最近のスマートフォンも、もはやワンセグでは画質が……と思う人は多かった。地デジ放送のハイビジョン映像であれば、iPadなどでも非常にきれいな画質で番組を楽しめる。

 実際、新しいiPadとの相性はすごくよい(こちらは解像度2048×1536ドットと、すでに地デジ放送の解像度を超える高精細さなのだが)。家庭用テレビより視聴距離が近い分、その高画質さを間近で楽しめる。


photo 防水ケースとともに「iPadお風呂テレビ」も手軽にできてしまう

 となると「お風呂テレビ」したい。今回は防水ケース TUNEWARE「WATERWEAR for iPad」を用いてお風呂テレビ化したが、以前より常備していたワンセグチューナー搭載の防水お風呂テレビとは当然だが雲泥の差。その“長湯レベル”は場合によっては危険なほどだ。

 さらに「寝ながらテレビ」も大ありだ。iPadでもいいが、寝ながら手にするならiPhoneほどのサイズもちょうどよい。そのまま寝落ちして、朝、バッテリーがカラで焦る可能性が高まるので、こちらも気をつけたい。

 プライベートルーム+ノートPCとの相性もかなりのものだ。PCにおいては録画できないのがことさら残念に思うものの、ながら見用の卓上テレビとしては15.6型サイズほどのディスプレイがかなりしっくりくる。こちらは卓上スタンド+iPadでもよいが、バッテリー消費量はそれなりに多いので、基本的に自宅では電源に接続しているであろうPCでも、そのときの気分によって使い分けられるのは都合がよいと思う。

 ただし、視聴は同時1台のみに限られるのは残念だ。視聴アプリはそれぞれの機器へインストールできるものの、複数の機器で同時には視聴できないので、家族で共有するようなシーンには少し向かない。また、本機(のアプリは現時点で)は録画機能を備えず、視聴可能エリアは自宅に設置した本機の無線LAN電波が届く範囲となる。そのため、外出先で番組を楽しむ用途にも使えない。

 一方で、既存のiOS機器向け無線LAN接続型ワンセグチューナーと異なり、本機は無線LANルータとしての機能もある。インターネット通信も自宅の高速な固定網/無線LAN環境下でそのまま利用できるわけだ。ちなみに、初代iPadと新しいiPad(第3世代)とアプリを使い比べたが、チャンネル切り替え時間など操作レスポンスがかなり違った。もちろん新しいiPadが高速。やはり高精細のディスプレイやその他魅力とともに、地デジ用としても新しいiPadの導入を勧めたくなるほど相性がよいと思える。

photophoto 試しに、Apple Digital AVアダプタを用いて家庭用テレビと接続してみたが、残念ながら「外部出力には対応していない」と表示されてしまった(画像=左)。複数台での同時視聴も残念ながら行えない。1つの機器で視聴中、別の機器でアプリを起動するとこのようなメッセージが表示される(画像=右)

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年01月09日 更新
  1. 世界中のMacでロジクール製品に不具合 原因はアプリの“証明書の期限切れ”  近日中に修正へ(更新あり) (2026年01月07日)
  2. 古い車でもCarPlayやAndroid Autoが使える「ケイヨウ ワイドディスプレイオーディオ」が20%オフの1万5800円に (2026年01月07日)
  3. ゲーミングPCを売ってください――ソフマップが異例の呼びかけ 背景は? (2026年01月08日)
  4. Fire TVがUIを一新 テーマは「すっきりサクサク」 米国では2月から順次適用 (2026年01月07日)
  5. 新型「Echo Show 11」は「買い」か? 激変したUIとデザイン、ジェスチャー廃止の影響を「Echo Show 8」と徹底比較 (2026年01月07日)
  6. +2万円の価値はある? 「Amazfit T-Rex 3 Pro」実機レビュー チタン×サファイアガラスで進化した“タフネススマートウォッチ”の実力を試す (2026年01月07日)
  7. 2026年のPC市場は「茨の道」か メモリ枯渇と価格高騰が招く“二極化”のシナリオ (2026年01月05日)
  8. 壁掛けの15.6型スマートディスプレイ「Amazon Echo Show 15」が21%オフの3.8万円に (2026年01月07日)
  9. 1万9800円でこのデザイン! 希少なホワイトボディーのモバイルディスプレイ「amadana DP10」の使い勝手を試す (2026年01月08日)
  10. 「Core Ultra(シリーズ3)」はワッパ重視の“バッテリー寿命王”――Intelが激推しする背景から見える戦略 (2026年01月08日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年