「ELSA GeForce GTX 670 S.A.C」は、オリジナル設計の「S.A.C」(Silent Air Cooling)クーラーファンを内蔵するクーラーユニットを採用した静音性能とコンパクトなサイズを重視したグラフィックスカードだ。
クーラーユニットには、7.5センチ径のS.A.Cファンを2基内蔵するほか、4本のヒートパイプ、放熱フィン、電源回路とグラフィックスメモリを冷却するヒートシンクを組み込む。エルザ ジャパンは、高負荷時におけるGPUの温度がリファレンスデザインのクーラーユニットと比べて12度低くなり、発生音もリファレンスデザインクーラーユニットから12デシベル低くなることを確認したと説明している。
GPUはGeForce GTX 670を採用し、コアクロックはベースで915MHz、ブーストクロックは980MHzとしている。グラフィックスメモリはGDDR5を2Gバイト搭載し、データ転送レートは6008MHz相当になる。映像出力インタフェースは、DVI-I、DVI-D、DisplayPort、HDMIをそろえる。外部補助電源コネクタは6ピンを2基用意する。基板のサイズは、長辺方向でリファレンスデザインから約4センチ短い205ミリとコンパクトになった。
出荷開始は8月11日の予定で、実売予想価格は4万8800円とみられる。
「ELSA GeForce GTX 680 4GB」は、GeForce GTX 680を搭載したグラフィックスカードで、コアクロックはベースで1006MHz、ブーストクロックは1058MHzとなる。グラフィックスメモリは、GDDR5を4Gバイト載せて、データ転送レートは6008Mbpsに相当する。映像出力インタフェースは、DVI-I、DVI-D、DisplayPort、HDMIを備える。外部補助電源コネクタは6ピン2基を用意する。
出荷開始は8月11日の予定で、実売予想価格は6万7800円前後とみられる。
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