1000円以下でそろえる「GO! GO! マイナー規格!」な特価品週末アキバ特価リポート(1/2 ページ)

» 2012年12月01日 15時58分 公開
[古田雄介(ぜせ),ITmedia]

「一式そろえられれば、全然悪くないですよ」――Power eSATA関連パーツ

フェイス秋葉原本店の「GO! GO! マイナー規格!」コーナー

 今週末(11月30日)の特価品で異彩を放っていたのは、フェイス秋葉原本店のレジ前に並ぶPower eSATA関連パーツだ。「GO! GO! マイナー規格!」と書かれたPOPを掲げ、初期不良1週間保証のみで売り出している。

 ラインアップは、PCI接続のPower eSATAカード「DF-6020DU」と、同じくPCI-Express x1接続の「DF-3531DU」、Power eSATAコネクタをSATA+SATA電源コネクタに変換するケーブル「SATA22C-DPWEUC-150」の3種類。2種類のインタフェースカードには、シリコンイメージのSATA 2.0コントローラー「SIL3512」が載せられている。価格はすべて300円だ。

 Power eSATAは、SATAの外部機器接続規格「eSATA」に電源供給機能をプラスしたもので、本来ACアダプタなどで外部給電が必要な周辺機器でもPCと1本のケーブルでつなぐだけで使えるようになる。USB機器のような手軽さとSATAの高速な転送環境が両立できるのが強みだが、利用するにはPC側と周辺機器側、およびケーブルをそろえる必要があり、それらがほとんど出回っていないのが現状だ。

Power eSATAカード「DF-6020DU」と「DF-3531DU」

 同店は「数年前に話題になりましたが、全然ラインアップが増えないうちに高速なUSB 3.0規格に対応する製品がどんどん出るようになり、商業的には完全にコケてしまいました。それでも、ここで一式そろえれば便利に使えると思います。Power eSATAカードとSATA+SATA電源への変換ケーブルがあれば、普通の内蔵用SATAドライブにつなげられますしね。一式そろえるのに600円で済むなら、けっこうお得だと思います」と話していた。

 内蔵用HDDをそのまま外付けHDDとして使ったり、セットアップの際だけ内蔵用光学ドライブをつなげるといった使い道にうまみを感じる人は、いかが?

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2025年12月26日 更新
  1. 「買うならお早めに」が悲痛な叫びに変わった年末 猛暑の後に“価格高騰”の寒波が襲った2025年PCパーツ街 (2025年12月25日)
  2. 25Gbpsインターネット時代の“モンスターマシン” ミニワークステーション「Minisforum MS-02 Ultra」を試す (2025年12月25日)
  3. 高コスパNASから小型スマホの救世主まで! 2025年にグッと来た「デジタル仕事道具」ベスト5 (2025年12月24日)
  4. HHKB Studio専用の「木製」「アルミ製」キートップが登場 PFUダイレクトで1月5日発売 (2025年12月25日)
  5. 「テクノロジーが前面に出すぎていた」――アイロボットジャパン新社長が語る、ルンバ復権への“原点回帰” (2025年12月25日)
  6. “家中どこでもコンセント”を実現 日常で使いたくなる実売1.5万円のポータブル電源「BLUETTI AORA 10」を試す (2025年12月24日)
  7. Ryzen 7×GeForce RTX 5050 Laptop GPUの「ASUS TUF Gaming A16 FA608UH」がセールで16万9800円に (2025年12月25日)
  8. “Air”の名はだてじゃない 軽量な8K/360度カメラとして大きな魅力を放つ「Insta360 X4 Air」 X5と撮り比べて分かった性能差 (2025年12月25日)
  9. 最大25Gbps! NTT東日本が国内最速インターネットサービス「フレッツ 光25G」を2026年春から提供 (2025年12月23日)
  10. 「こりゃ買えないわ」の声――ついに30万円突破の128GB DDR5メモリも (2025年12月20日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー