DACもDDCも、izoから“オールインワンヘッドフォンアンプ”「iHA-21EX 2013」が登場

» 2012年12月03日 14時08分 公開
[ITmedia]

 izoは12月3日、“オールインワンヘッドフォンアンプ”をうたう「iHA-21EX 2013」を発表した。USB-DACにUSB-DDC、プリアンプ、ヘッドフォンアンプなどの機能を統合したUSBオーディオデバイス。12月10日から8万7800円で販売する。また、専用の電源ユニットをセットにした「iHA-21EX-PSU 2013」(12万9800円)もラインアップする。

「iHA-21EX 2013」

 「iHA-21」「iHA-21EX」の後継機。192kHz/24bit対応のUSB-DAC機能、非同期転送モード対応。USB Audio Class 2.0対応、そして対ポップノイズ回路「ZERO POP II」といった機能は継承しつつ、音質にかかわる主要部品を換装して大幅な音質向上を果たしたという。

 例えば、前モデルのiHA-21EXで採用した米TIのOPAMP「LME49990」は専用チューン。電源や周辺パーツの構成を見直し、「ポテンシャルをさらに引き出した」という。また、音色フィルター部に高品質コンデンサー、DAC部にOS-CON、電源部に高品質コンデンサーなど各部のパーツを変更し、OPAMPの動作効率向上、クロストークの低減、放射ノイズの抑制などを図っている。

 デジタル入力は、USB、光、同軸の3系統、アナログ入力はRCAピン。デジタル出力は同軸、アナログ出力はヘッドフォンおよびライン出力(RCAピン)。アナログ出力は、個別出力と同時出力を選択できる。

専用の電源ユニットをセットにした「iHA-21EX-PSU 2013」(12万9800円)。通常モデルはACアダプターが付属する

 対応OSは、Windows XP以降およびMac OS 10.6以降。Windowsの一般的なオーディオドライバーであるDirect SoundやWASAPIに加え、ASIOドライバーにも対応。ASIO対応再生ソフトを使用すれば、さらなる高音質再生が可能だという。なお、Mac OSはUSB Audio Class 2.0に対応しているため、特別なドライバーを導入する必要はない。

 本体サイズは、147(幅)×180(奥行き)×43(高さ)ミリ。重量は約1キログラム。

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