先週は水冷キットの新モデルも多かった。サイズから登場したのは、12センチファンを搭載した「APSALUS III 120」。価格は7000円弱だ。1年前に発売された「II」から、静音性の高い「隼」シリーズのファンに切り替えたのが特徴となる。パソコンショップ・アークは「水冷キットは冬に新製品がよく出ます。人気シリーズだけに、年末にマシンを組むという人にも注目されるかも」と話していた。
コルセアからも、定番の「CWCH100」「CWCH80」の後継モデルが投入されている。「H100i」と「H80i」で、価格は順に1万4000円弱と1万2000円弱だ。H100iは12センチファン2基、H80iは12センチファン1基をラジエーターに固定している。従来どおりシステム統合管理ツール「コルセアLink」に対応しており、ソフトでファンの回転数を調整したり、温度をモニタリングできる。そのほか、フルカラーLEDを搭載し、プラスチックチューブからゴムチューブに切り替えるなど、前モデルからの変更点も複数みられる。
TSUKUMO eX.は「冬のボーナスやお年玉などでハイエンドマシンを組むという人にオススメです。メンテナンス性も高いですし、保証も5年と長いですから。コルセアLink対応キットを接続するなど、ならではの拡張性もありますしね」と語る。
さらに、同店は水冷キットとあわせて親和産業のインチネジ「SS-NEJI-08」もプッシュする。長さ約30ミリと長いネジが4本入って価格は420円だ。「水冷キットのラジエーターにファンを増設するとき、サイドに隙間がないタイプでも普通に固定できるようになります。水冷キットに付属しているもの以外、インチネジのロングタイプはなかなか見つからないので、探している人は多いと思いますよ」と話していた。
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