「停滞しているより、ずっといい」――TSUKUMO eX.の変化を見守る自作街古田雄介のアキバPickUp!(3/4 ページ)

» 2013年04月22日 11時45分 公開
[古田雄介(ぜせ)&ITmediaアキバ取材班,ITmedia]

40台のSATAドライブがつなげられるモンスターカード「Rocket 750」が話題を呼ぶ

 先週の新製品で最もインパクトがあったのは、ハイポイントのPCI Express x8カード「Rocket 750」だろう。9万円弱の価格で少数出回っている。基板にはSATAポートを4分岐できるmini-SASポートが10基並び、すべてが4TバイトまでのSATA 3.0ストレージに対応するため、最大160Tバイト構成が可能となっている(RAIDチップは非搭載)。

 入荷したパソコンショップ・アークは「スペースと電力が許す限りのストレージが加えられるカードです。全部つなげるとなると、電源付きのHDD専用ケースをメインマシン脇に複数台並べて使う姿が想像できますが、個人で実現するのはロマンの世界になりますよね」と笑っていた。

 一方、エアリアのIDEポート増設カード「SD-PEIDEJ-1IL」は堅実路線で人気を集めている。PCI Express x1接続のロープロファイル対応基板で、価格は2000円弱となる。パソコンハウス東映は「IDEポートの増設カードは種類が少なく、安くても2500円程度でした。SD-PEIDEJ-1ILは2000円切りで買えるので、潜在需要を引き起こしてくれると思います。PCパーツでは1999円以下と2000円以上の値ごろ感は大きく変わりますから」という。

photophoto ハイポイント「Rocket 750」(写真=左)とエアリア「SD-PEIDEJ-1IL」(写真=右)

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