ASUSTeK Computerは、6月3日に台北市で記者説明会を行い、今後投入を予定している新製品を発表した。ここではまず着脱型ノートPC「ASUS Transformer Book Trio」を取り上げる。
ASUS Transformer Book Trioは、同社が2013年4月に発表した「ASUS TransAiO P1801」のノートPC版と言っていい。Windows 8とAndroid 4.1のデュアルOSを採用しており、ディスプレイ部を取り外してAndroidタブレットとしても使える。
Trioという名前の由来は、Windows 8のノートPC、Androidタブレット、そしてPCステーション部をディスプレイに接続してデスクトップPCのように使えるという3通りの用途を実現したことに由来する。
※一部表現を修正しました(2013/6/3 23:00)
ディスプレイ部は11.6型ワイドで1920×1080ドット表示に対応し、Atom Z2580(2GHz)と64GバイトeMMCを内蔵。OSはAndroid 4.1だ。一方、PCステーション(キーボードドック)にはCore i7-4500Uと1TバイトHDDを備え、Windows 8を導入した。PCステーションにはAndroidとWindowsの切り替えキーを用意しており、ノートPCモードのときはどちらのOSも利用可能だ。
バッテリーは、ディスプレイ部に容量19.5ワットアワー/3.7ボルト、PCステーションに容量33ワットアワー/3.7ボルトのバッテリーをそれぞれ搭載する。PCステーションと合体時にAndroid OSを利用すれば、最大で14.5時間動作するという。
インタフェースはディスプレイ側にMicro USBやmicroSDカードスロットなど、PCステーションにはUSB 3.0を2基とヘッドフォン出力、Micro HDMI出力、Mini DisplayPort出力を備える。
本体サイズは、タブレット部が304.9(幅)×193.7(奥行き)×9.7(厚さ)ミリ、PCステーションが304.9(幅)×193.7(奥行き)×13.4(厚さ)ミリ。詳報や他製品については追って掲載する。
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