マザーボードは、ASRock製から“Haswell”対応の注目モデルが登場している。複数のショップが関心を寄せていたのは、micro ATXサイズのOCモデル「Z87M OC Formula」だ。ATXモデル「Z87 OC Formula」(3万7000円前後)のような防水コーティングは施していないが、CPUやメモリ周りの電源回路を強化しているほか、デザインや付属ツールは上位と共通している。価格は2万6000円前後だ。
TSUKUMO eX.は「オーバークロック向きのmicro ATXマザーの選択肢が少ないうえ、このマザーはメモリのクロックアップに特に強くて、OC大会でも注目されています。高クロックメモリに注目している人も最近増えていますし、いいタイミングで登場しましたね」と今後のヒットを期待していた。
mini-ITXタイプでは、IEEE802.11acやBluetooth 4.0に対応した無線アダプタを装着したH87モデル「H87E-ITX/ac」が登場している。価格は1万6000円弱だ。mini-ITXながら、DisplayPortとHDMI、DVI出力端子を備え、eSATA端子も背面に用意するなどインタフェースが充実している。ギガビットイーサネットはインテル製を採用した。
BUY MORE秋葉原本店は「インテル製NIC目当てで選ぶ人が多いかも。チップセットはH87ですが、価格の割にインタフェースがかなり充実しているので、総合的にみて選ぶ人も出てきそうです。IEEE802.11acはまだそれほど引きがないので、購入の直接的な動機にはならないかもしれませんが、このあたりは今後に期待しましょう」と話してくれた。
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