Lenovo、Android搭載ノートPC「A10」を発表

» 2013年10月19日 08時38分 公開
[佐藤由紀子,ITmedia]

 中国Lenovoは10月18日(現地時間)、米GoogleのモバイルOS「Android 4.2」を搭載するノートPC「Lenovo A10」を発表した。価格はまだ不明だが、Androidタブレット並みに手頃になりそうだ。発売日と発売地域も発表されていないが、日本語のユーザーガイドが用意されている。

 lenovo 1

 ディスプレイは10.1インチ(1366×768)のタッチ対応で、300度開くことで「スタンドモード」にすることもできる(同社のYogaシリーズとは異なり、折りたたんでタブレットとして使うことはできない)。

 lenovo 2 右がスタンドモード。本体のキーボード側を伏せて置く

 プロセッサは中国Rockchip Electronics製RK3188(1.6GHz クアッドコアCortex-A9)で、RAMとストレージについてはプレスリリースには明記されていないが、The VergeによるとRAMは2Gバイト、ストレージは32Gバイトまで拡張可能という。ユーザーガイドによると、64GバイトまでサポートするmicroSDスロットを備える。

 lenovo 3 キーボードとタッチパッド

 ハードウェアの仕様としては他に、Wi-Fi、Webカメラ、SIMカードスロットを備え、キーボードは同社の他のノートPCでも採用するほぼフルサイズのAccuType。タッチパッドもある。

 重さは1キロで、厚さは(一番厚い部分で)17.3ミリ。

 ホーム画面には一般的なAndroidタブレットと同様のステータスバーの他に、画面の下部にアプリランチャーや起動中のアプリを表示するタスクバーがある。

 lenovo 4 ホーム画面

 Lenovoは「Android端末の最近の急激な普及により、ユーザーは仕事でもプライベートでもAndroidアプリへの依存を強めている」とし、ノートPCでもAndroidを使えるようにしたと説明する。

 LenovoはGoogleのChrome OS搭載ノートPC、Chromebook(ThinkPad X131e)も販売している。

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