写真で知る「LIFEBOOK TH」と「GRANNOTE」のこだわり2014年PC春モデル(1/2 ページ)

» 2014年02月04日 20時00分 公開
[前橋豪,ITmedia]

新機種を2つに絞り込んだFMV春モデル

 富士通は2月4日、FMVの2014年春モデルを発表した。既報の通り、13.3型2in1 Ultrabook「FMV LIFEBOOK TH90/P」と、シニア向けの15.6型ノートPC「GRANNOTE(FMV LIFEBOOK AH90/P)」を2014年2月13日から順次発売する予定だ。新機種はこの2製品で、残りのラインアップは2013年秋冬モデルを継続販売する。

13.3型2in1 Ultrabook「FMV LIFEBOOK TH90/P」は2月21日の発売予定で、実売価格21万円強の見込み(写真=左)。15.6型ノートPC「GRANNOTE(FMV LIFEBOOK AH90/P)」は2月13日の発売予定で、実売価格22万円前後の見込み(写真=右)

 かつて国内大手PCメーカーは、春(1月ごろ)、夏(4月下旬〜5月ごろ)、秋冬(9〜10月ごろ)と、年に3回の大きなモデルチェンジを行うのが常だったが、PC市場の成熟を背景に、昨今はこのペースが崩れつつある状況だ。富士通も今年の春商戦はラインアップの多くを継続販売とした。

 同社ユビキタスビジネス戦略本部 パーソナルプロダクト統括部 統括部長の永田泰三氏は、「昔のようにCPUクロックの向上などでPCの新しい使い方を提案できるわけではなく、頻繁なモデルチェンジが必須ではなくなった。そこで今回は既存ラインアップの更新を見送り、富士通ならではの優位性が発揮できる新機種を絞り込んで投入する。今後もこの方針で製品展開を行う」と語る。

 確かに今回登場した2機種は、厳選されただけあって目を引く特徴がある。ここでは製品内覧会から興味深い展示を写真でお届けしよう。

 製品の概要は以下の記事を参照していただきたい。

懐かしくて新しいヒンジ機構を備えた「FMV LIFEBOOK TH90/P」

富士通が20年以上に渡り手がけてきたタブレットとコンバーチブルPCの歴史(写真=左)。同社が2005年に発売した片側回転のコンバーチブル型ノートPC(奥)とFMV LIFEBOOK TH90/P(手前)の比較(写真=右)。同じようなヒンジ機構だが、より薄くスタイリッシュに進化しているのが分かる
同社の歴代コンバーチブル型ノートPCが搭載していたヒンジ機構(写真=左)。奥から手前に向かって世代が新しくなり、薄型化が進んでいるのが分かる。1番手前がTH90/Pの新しい省スペースヒンジだ。TH90/Pのヒンジ裏面(写真=右)。従来モデルのヒンジは上下からスプリングで押さえつけてトルク調整を行う仕組みで、摩擦力を利用するため、ヒンジの首の径を太くする必要があった。TH90/Pのヒンジは、左右からスプリングで押さえつけて横方向の力によりトルク調整を行う構造に変更し、ヒンジの首の径を細くできている。これにより、スイベルするヒンジと薄型ボディを両立した
パームレスト面はアルミニウムの削り出し、タッチパッドはガラスを採用している(写真=左)。左のアルミニウム板を削り出して作られるパームレスト面(写真=右)。削り出す厚さを部分的に変えることで、薄さと頑丈さを両立している
TH90/Pが採用するヒンジと、剛性を確保するためのボディの構造(写真=左)。富士通 WEB MARTの直販限定カスタマイズモデルでは、店頭向けカタログモデルにない4Gバイトメモリ、128G/256GバイトSSD、Officeなしといった構成が選べる(写真=左)。法人向けモデルでは、Windows 8.1 ProやWindows 7、暗号機能付きSSD、Xi対応のLTE、スマートカードスロットなどのオプションも用意している(写真=右)。なお、Windows 8.1のInstantGo機能には対応しない
本体の右側面にはペンホルダーがあり、付属のデジタイザスタイラスを完全に収納できる。デジタイザスタイラスはワコム製で電磁誘導式を採用し、1024レベルの筆圧検知が行える

富士通

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