5月11日、Haswell Refreshことインテルの新CPUが発表され、同日午後4時から販売がスタートした。これにあわせてドスパラは、アキバのパーツ館1階特設会場でカウントダウンイベントを実施、テクニカルライターの高橋敏也氏を招いて、トークショーや恒例のじゃんけん大会などで盛り上がった。
Haswell Refreshは、従来と同じLGA 1150ソケットに対応するCPUで、基本的なアーキテクチャを引き継ぎつつ動作クロックを向上。同時投入されたIntel 9シリーズ(Z97とH97)で動作する最新CPUだ(このほか、UEFIをアップデートしたIntel 8シリーズでも可)。現行のHaswellと比べて劇的な変化はないため、爆発的なヒットを期待する声は少ないものの、徐々に移行していくとみられている。
高橋氏のトークショーでは、Intel 9シリーズを採用した最新マザーボードの特徴として、10Gbps級の高速転送が可能な「M.2」フォームファクターなどが紹介され、多くの聴衆が聞き入っていた。
高橋氏は、Haswell Refreshを一言で表現するなら「明日への架け橋」と述べ、これから新しいマシンを1台組むなら是非新しいシステムを試して欲しいとコメント。また、M.2対応デバイスの市場投入が遅れていることを指摘しつつも、まもなく台北で開催されるCOMPTEXでは、メーカー各社から幅広い製品が披露されるはずと期待を寄せていた。
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