ThinkPad 8、CPUとメモリを強化した構成を追加メモリ4Gバイトは非常にうれしい

» 2014年07月18日 20時41分 公開
[ITmedia]

 レノボ・ジャパンは、7月18日にThinkPad 8で選択できるパーツで新しい構成を追加した。レノボ・ジャパンThink製品担当者が公式アカウント(@LenovoJP_Think)のツイートで明らかにした。

Tihnkシリーズ製品担当のツイートでさりげなく告知したThinkPad 8の選択パーツ追加だが、システムメモリが4Gバイトになるなど、なにげに大きなアップデートだ

 追加したのは、CPUとメモリ、そして、OSだ。CPUでは従来モデルのAtom Z3770(1.46GHz/最大2.39GHz、4コア4スレッド)に加えて、ベースの動作クロックが上がった「Atom Z3795」(1.59GHz/最大2.39GHz、4コア4スレッド)が選べるようになった。また、システムメモリでも、4Gバイト構成が加わった。OSでは、「Windows 8.1 with Bing」を32ビット版、64ビット版ともに用意した。

 レノボ・ジャパンのThinkPad 8モデル選択Webページでは、新しく加わったCPUとメモリ容量、OSを選択した構成を紹介している。それぞれのCPU、システムメモリ容量、OS、データストレージ容量と税込みの販売価格は以下のようになる。

ThinkPad 8モデル構成
ダイレクト販売価格(税込) CPU OS メモリ データストレージ
5万3460円 Atom Z3795 32ビット版 Windows 8.1 with Bing 2Gバイト 64Gバイトフラッシュメモリ
5万6700円 Atom Z3795 64ビット版 Windows 8.1 with Bing 4Gバイト 64Gバイトフラッシュメモリ
6万4260円 Atom Z3795 64ビット版 Windows 8.1 with Bing 4Gバイト 128Gバイトフラッシュメモリ

 また、法人ユーザー向けのレノボ・セレクトでも、CPUとメモリ容量、OSを変更した構成を加えている。税別のダイレクト価格は、CPUをAtom Z3795にしてOSが64ビット版 Windows 8.1 Pro Update、メモリが4Gバイトでデータストレージが128Gバイトの「20BN003NJP」で7万4000円、そこから、データストレージを64Gバイトに変えた「20BN003XJP」で6万4000円、そこから、メモリを2Gバイトに、OSを32ビット版 Windows 8.1 with Bingに変更した「20BN0040JP」で4万9500円となる。

 新しい構成を選べるThinkPad 8は、すでに注文ができる状態で、発送は8月5日以降となる見込みだ。

本体サイズは132(幅)×224.3(高さ)×8.8(厚さ)ミリ、重量は約430グラム。従来モデルはCPUがAtom Z3770、メインメモリが2Gバイトだった。CPUの高速化はもとより、メモリ容量の増加は体感的にも効果が高いだろう

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