WiMAX 2+に対応したモバイルルータ「Wi-Fi WALKER WiMAX 2+ HWD15」(以下、HWD15)が8月1日よりUQコミュニケーションズの「UQ WiMAXオンラインショップ」をはじめとするWiMAX運営企業やMVNOから出荷を開始した。UQ WiMAXオンラインショップの税別販売価格はUQ Flat ツープラス おトク割適用時でHWD15単体で4800円、クレードルをセットにして6800円となる。
HWD15は、WiMAX 2+対応モバイルルータとしてサービス開始時から登場(当時は唯一のWiMAX 2+モバイルルータだった)した「Wi-Fi WALKER WiMAX 2+ HWD14」の後継モデルになる。ツートンの塗り分けラインなどでデザインを変更しているが、サイズ、重さ、バッテリー容量などは、HWD14とほぼ共通する。本体のサイズは約64(幅)×104(高さ)×14.9(奥行き)ミリで、重さは約140グラムだ。モバイルバッテリーとして使える機能も受け継いでいる。
通信モードとしてWiMAX 2+とWiMAXを切り替えて使う「ハイスピードモード」とWiMAXだけを使う「ノーリミットモード」に加えて、KDDIが運用するau 4G LTEとWiMAX 2+を自動で切り替えて利用できる「ハイスピードプラスエリアモード」に対応しているのもHWD14と同じだ。
PCやタブレット、スマートフォンとの接続にはUSBケーブルによる有線接続のほかに、無線LANも利用できる(モバイル環境における接続はほぼ無線LANを利用することになるだろう)。ただし、「Wi-Fi WALKER WiMAX 2+ NAD11」がサポートしていた5GHz帯のIEEE802.11acはHWD15で対応していない。HWD14と同じく、2.4GHz帯の無線LANだけを使うことになる。
本体の操作もHWD14と同じく、タッチパネル式2.4型ディスプレイ(解像度は240×320ピクセル)を使って行う。ロック画面をスライドしてホーム画面を表示し、そこからアクセスできる4つのメニューから設定項目やステータス項目を選んでいく操作体系もHWD14と共通する。
ただし、HWD15では、メニューツリーをHWWD14から一部を変更して、利用機会が多い項目までのステップを節約した。また、デザインも変更してタップするアイコンや文字を見やすくしている。
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